ホームセンターでファルカタ集成材を購入します。やわらかく傷がつきやすいのでラッピングしてあったりします。1枚358円でした。
ホームセンターによっては、購入した材料をこんな図面と一緒にカッティングコーナーに持っていけばきれいに切ってくれます。有料ですが、会員になると無料のところもあります。大きいパーツを3枚、小さいパーツを6枚取ります。
やわらかい材質なのでのこぎりでも簡単に切れますが、素人ではなかなかまっすぐにはなりません。
こんな感じにきれいにカットしてもらって、家に持ち帰りました。
紙やすりでケバを落としたり角を丸めたりします。これをしておかないと、収納した服に木くずがついたり、手に角があたったりします。
なお、同じパーツの同じ場所にやすりをかけたりするときは、ハンディラップで束ねると便利ですよ。画像では6つの小さいパーツをラップで束ねて、角にやすりを当てています。
仕上げは固く絞った布で拭いて、細かな木くずや紙やすりの砂などを取り去ります。
小さいパーツを並べて、大きいパーツを貼り付ける位置に線を引きます。元の画像では薄くて見えにくかったので、あとから見やすい太い線を描きたしました。
貼り付け位置にボンドを塗ります。
大きいパーツと小さいパーツを貼り付けます。はみ出したボンドは濡れティッシュで拭き取ります。そのあとは、完全に乾くまで放っておきます。
これだけでも十分な強度が出ますが、念入りにしたい方は、小さいパーツの裏側から長押ビスをねじ込んで長いパーツに固定します。その場合、ファルカタ材にネジの頭が食い込むまでねじ込んでください。さもないと、ネジの頭で引き出しの底を傷つけてしまいます。下穴もしっかり開けて、部材にひび割れが生じないようにしましょう。
完成品はこんな感じです。2枚のファルカタ材から3つの仕切り板ができました。1つあたり240円ほど。
100円ショップよりは割高ですが、引き出しとのフィット感は抜群です。
使い方は説明するまでもありませんが、引き出しを4つに仕切った例を一応挙げておきます。タイトル画像はTシャツ、こちらの画像はセーター中心の収納です。
プラスチック製品と比べて、衣類にやさしい感じがします。
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