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ウッディなタンスの仕切り

ウッディなタンスの仕切り
投稿日: 2019年11月10日 更新日: 2019年11月10日
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 タンスの引き出しの仕切り板、市販のものはプラスチックの味気ないものが多いですね。お気に入りの服を収納するからにはそれなりの板で仕切りたいものです。
 ホームセンターで容易・安価に入手できるファルカタ材―「南洋桐」とも呼ばれる吸湿性に優れた素材で、ワンランク上の仕切り板を作りませんか?

材料 (深さ15㎝奥行き50㎝の引き出し用3つ分)

  • 91㎝×12㎝×1.3㎝のファルカタ集成材 :2枚
  • 木工用ボンド :適量
  • (必要ならば)長押ビス :6本

ファルカタ材の購入

ファルカタ材の購入

 ホームセンターでファルカタ集成材を購入します。やわらかく傷がつきやすいのでラッピングしてあったりします。1枚358円でした。

カッティング

カッティング

 ホームセンターによっては、購入した材料をこんな図面と一緒にカッティングコーナーに持っていけばきれいに切ってくれます。有料ですが、会員になると無料のところもあります。大きいパーツを3枚、小さいパーツを6枚取ります。
 やわらかい材質なのでのこぎりでも簡単に切れますが、素人ではなかなかまっすぐにはなりません。

カット後のパーツ

カット後のパーツ

 こんな感じにきれいにカットしてもらって、家に持ち帰りました。

パーツの面取り

パーツの面取り

 紙やすりでケバを落としたり角を丸めたりします。これをしておかないと、収納した服に木くずがついたり、手に角があたったりします。
 なお、同じパーツの同じ場所にやすりをかけたりするときは、ハンディラップで束ねると便利ですよ。画像では6つの小さいパーツをラップで束ねて、角にやすりを当てています。
 仕上げは固く絞った布で拭いて、細かな木くずや紙やすりの砂などを取り去ります。

貼り付け位置決め

貼り付け位置決め

 小さいパーツを並べて、大きいパーツを貼り付ける位置に線を引きます。元の画像では薄くて見えにくかったので、あとから見やすい太い線を描きたしました。

ボンド塗り

ボンド塗り

 貼り付け位置にボンドを塗ります。

貼り付け

貼り付け

 大きいパーツと小さいパーツを貼り付けます。はみ出したボンドは濡れティッシュで拭き取ります。そのあとは、完全に乾くまで放っておきます。
 これだけでも十分な強度が出ますが、念入りにしたい方は、小さいパーツの裏側から長押ビスをねじ込んで長いパーツに固定します。その場合、ファルカタ材にネジの頭が食い込むまでねじ込んでください。さもないと、ネジの頭で引き出しの底を傷つけてしまいます。下穴もしっかり開けて、部材にひび割れが生じないようにしましょう。

完成品

完成品

 完成品はこんな感じです。2枚のファルカタ材から3つの仕切り板ができました。1つあたり240円ほど。
 100円ショップよりは割高ですが、引き出しとのフィット感は抜群です。

使い方

使い方

 使い方は説明するまでもありませんが、引き出しを4つに仕切った例を一応挙げておきます。タイトル画像はTシャツ、こちらの画像はセーター中心の収納です。
 プラスチック製品と比べて、衣類にやさしい感じがします。


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