出来る限りキレイに片付いた我が家にゲストをお招きしたいですが、掃除したい所がたくさんあり過ぎて時間が足りない!と土壇場で慌ててしまうことはよくあります。計画的に掃除をしなかった過去を悔やむ前に、短時間で家がスッキリする2つのポイントを押さえておきましょう。
1.ホコリを取ること
「ホコリ」はあなどれない存在で、あるかないかでそのスッキリ感は全く違います。仮に物が散乱していてもホコリがないだけでかなりスッキリします。家の中を見渡してゲストが目にしそうな箇所のホコリは拭き取ります。例えば、テレビ周り、テレビ台、電子レンジ、キャビネットやカウンターの上、本棚、絵画や写真立てなどです。
2.物を整えること
新聞、チラシ、学校からの手紙、ペン類、携帯の充電器など、置きっぱなしになりがちな物は「ホコリ取り」をしながら整えます。「揃えて置く」だけでとても整然とします。決まった置き場所に戻すのが一番ですが、時間と相談しながら片づけてください。乾いた洗濯物は、畳んで片づける時間がない場合は、別の部屋に移動させます。
拭き掃除には、ハンディモップ、拭き取り用のウェットシート、フローリングワイパーなどの使い捨てができる物がおすすめです。古布や、古タオルなどは使用後の汚れ物を洗う手間を省きたいので、汚れて捨てられる物を使います。
掃除しておきたい箇所とポイントを、優先度の高い順でご紹介します。当日までに少しずつ掃除を進めておくのもおすすめです。ここで大切なのは、簡単な拭き掃除だけでも十分スッキリするので、「頑固な汚れ落としに時間をかけない」ことです。
□靴は全て靴箱に戻す。又は、端に整える。
□はたきは、ホコリやゴミを拭き取り、汚れは拭いて落とす。
□飾り棚のホコリ取り。
□傘は片付ける。又は、キレイに畳み直す。
□テレビやテレビ台、AV機器、キャビネットや本棚、飾り棚のホコリ取り。
□新聞や雑誌、チラシ、学校の書類等の置きっぱなしを整えて、ホコリ取り。
□床全体の掃除機がけ。
□食べこぼしなどの汚れは拭いて落とす。
□廊下、階段の掃除機がけ。
□飾ってある絵や写真、子供の作品などあればホコリ取り。
□「鏡」に飛び散った汚れの拭き取り。(くもり止め加工の鏡はお手入れ方法に注意)
□歯ブラシなどの出ている物は片づける。又は、揃える。
□シンク周りや、シンク内に落ちている髪の毛は取り除き、汚れは拭いて落とす。
□ステンレス蛇口は乾いた布でピカピカに磨く。
□手拭き用タオルは取り替える。
□換気扇の掃除。(ホコリが目立ち、時間がある場合)
□手洗いシンクやその周りのホコリ取り、拭き掃除。(流せる拭き取りシートが便利)
□便器や便座、便器フタ、トイレ周りの掃除。
□手拭き用のタオル、トイレマットは取り替える。
料理の準備がある場合は、掃除の優先順位は最後にします。拭き掃除には、セスキ炭酸スプレーなどの油汚れ用の洗剤が便利です。簡単に落ちない頑固な汚れには時間をかけないことが大切です。
□換気扇周りの油やホコリ汚れが目立つ箇所を拭き掃除。
□五徳、コンロ周りを油汚れ用の洗剤で拭き掃除。
□冷蔵庫のドアや、オーブンレンジ、トースター、収納棚周りの拭き掃除。
□出しっぱなしの食品などは定位置に収納、又は整える。
□シンク、シンク周りはスポンジでキレイに洗い流す。
□蛇口は乾いた布でピカピカに磨く
ゴミは捨てる、又はまとめて、家にあるゴミ箱を空にします。
□キッチン(排水口も含む)
□リビング
□洗面所
□トイレ
もし時間に余裕があれば、掃除機がけの仕上げにフローリングワイパーなどを使って「乾拭き」をすると、掃除機だけで取り切れないホコリが一掃できて、スッキリ感が更に増します。床と壁の間にある「巾木」に積もったホコリも取れるとより一層スッキリします。
来客があるので掃除をお願いしたいという依頼も多く今回テーマにしましたが、おすすめの掃除方法はいかがでしたか?当日は何しろ掃除以外にも済ませておきたい洗濯や料理の準備などで慌ただしくなりますので、掃除だけにあまり時間はかけられません。そんな時こそ「ホコリ取り」と「物を揃える」を試してみてください。時間に余裕を持ってゲストをお迎えできたら、素敵なおもてなしのスタートは大成功です。
ライター:タスカジさん 初穂
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