「ベビーリング」とは、赤ちゃんの幸せと健やかな成長を願って贈るメモリアルジュエリーのこと。その名の通り、生まれたての赤ちゃんの指に入りそうなくらい、小さく可愛らしいリングなので、プレゼントしたいと思った人もいるのではないでしょうか。
由来は、ヨーロッパに伝わる「銀のスプーン」。ヨーロッパには古くから「銀のスプーンをくわえてきた子どもは幸せになる」という言い伝えがあり、子どもが生まれると「食べるものに困らないように」という願いを込めて、「銀のスプーン」を贈る習慣があったのだそう。それが形を変え、今の「ベビーリング」になったと言われています。
ベビーリングをお子さんに贈る時期はとくに決まりはなく、誕生時はもちろん、1歳や3歳の誕生日などに贈るケースもあるようです。
また、名前こそ「ベビーリング」ですが、常に赤ちゃんに身につけさせるものではありません。とくに小さいうちは誤飲の危険もあるので注意が必要です。幼少期は記念撮影程度にとどめておくのがよいでしょう。
でも、せっかくの記念ジュエリーなのに、「ただしまっておくのはもったいない…」と感じるパパママもいるでしょう。そんな時は、リングにチェーンを通して、まずはママがネックレスとして身につけ、お子さんがある程度大きくなったら改めて贈る…なんて方法もあるようですよ。赤ちゃんだけでなく、親子で末永く愛用できる点も、ベビーリングの魅力でしょう。
では、ベビーリングを選ぶ際は、どのような点を注意すればよいのでしょうか。
【刻印できる文字数をチェック】
ベビーリングは、イニシャルや誕生日を刻印することが一般的です。「入れたい文字が入らなかった!」とならないよう、何文字まで刻印できるか文字数をチェックしましょう。
【出産月に注意】
出産は予定どおりにはいかないもの。予定日よりも早まったり超過したりすることもあります。誕生石を入れる場合は、出産前に用意してしまうと誕生月がずれる可能性があるので注意が必要です。なお、“石は誕生石ひとつ”など、シンプルなデザインのものを選ぶと、誕生石が引き立って、飽きにくいようですよ。
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