五徳の主な汚れは、油汚れです。油汚れは、酸性の汚れのため、アルカリ性の性質を持つ重曹を用いれば、汚れが中和されよぐれるために、落としやすくなりますよ。また、重曹には研磨作用もあるので、焦げ付きを落とす野にも効果的です。
軽い汚れなら、直接、重曹水をスプレーして布で拭き取るだけで、スッキリ落とすことが十分に可能です。重曹水は、スプレー容器を用意し、そこに水100mlに対して、重曹粉末小さじ1の割合で溶かせば、簡単に作ることができます。常備しておけば、他の箇所の油汚れを落とすのにも使えるので便利ですよ。
しかし、長い間放置された汚れは、重曹水をスプレーするだけでは、なかなか落ちません。そんなときは、重曹を用いたつけ置きを行いましょう。
重曹によるつけ置きの手順は、以下の通りです。
1.洗い桶などの大きめの容器を用意します。
なければゴミ袋などでもOKです。
2.用意した容器にぬるま湯1リットルと重曹大さじ3を入れてよく溶かしまし
3.ぬるま湯と重曹を溶かした容器に五徳を入れる
4.そのまま30分~1時間程度放置した後、スポンジなどで汚れを落とします。あとは水でよくすすぎ 、しっかりと乾かせば完了です。
多くの場合、この方法でスッキリ五徳の汚れは落とすことができます。
つけ置きでも、どうしても落ちないほどしつこい五徳の汚れは、煮沸してからつけ置きするという方法を試してみましょう。
手順は以下の通りです。
1.鍋に水1リットルと重曹粉末大さじ4を入れてよく溶かします
2.鍋に五徳を入れた後、火をつけます
3.沸騰したらすぐに火を止め、そのままの状態で、3時間程度つけ置きします。
放置後は、スポンジなどで汚れを落とし、水でよくすすいで、乾かせば完了です。
五徳は、毎回、コンロを使用後に、重曹水をスプレーして、汚れをさっと拭き取るというお手入れを続けましょう。そうすることで、つけ置きが必要になるほど、しつこい汚れになるのを防ぐことができます。
重曹を使った五徳のつけ置きの方法についてご紹介しましたが、おわかりいただけたでしょうか?つけ置きしても汚れが落ちない場合は、劣化による五徳の寿命が来ていると考えられます。その場合は、買い替えを検討してみましょう。なお、つけ置きでキレイになった五徳は、汚れにくくするために、薄くサラダ油を塗る方法をおすすめします。
ライター:sion
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