事前に家計のシミュレーションをしました。
こちら→https://event.rakuten.co.jp/campaign/tax/simulator/
普段日常的に見える出費は家計簿をつけているのですが、銀行引き落としのものは把握できていなかったので、改めて見れる化したら支出の多さにビックリ(@_@)
このシミュレーションで、消費税が10%になった時の年間で増える支出が分かります。
我が家はなんと年間55,000円以上増!
平均は44,000円とのことで、我が家はそれを大幅に越えるので、今の暮らしを見直す良いチャンスだと思いました。
たくさんの著書を出されたりメディアに出演されている、フィナンシャルプランナーの風呂内先生に増税の基本やこれからの買い物のコツなどをお話しいただきました。
風呂内亜矢先生のHPはこちら→http://www.furouchi.com
そもそもなぜ増税するかというと、社会保障を充実させるためだそうです。
財務省のHPによると、消費税引き上げの理由が以下のように述べられています。
https://www.mof.go.jp/faq/seimu/04.htm
今後、少子高齢化により、現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者は増えていきます。
社会保険料など、現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために所得税や法人税の引上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することとなります。
特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が、高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられます。
まず、何が10%になり、何が8%のまま(軽減税率)なのかご説明いただきました。
基本的に
・酒類・外食を除く飲食料品
・週2回以上発行される新聞(定期購読契約のみでコンビニなどでの単発の購入は除く)
が軽減税率対象だそうです。
ただ、みりん風調味料は食品に分類されるので8%になるけれど、本みりんはアルコール分を含むので酒類に分類され10%だったり、見分けがつきにくいものもあるそうです。
またエナジー系飲料は8%だけど、医薬品などに分類される栄養ドリンクは10%になるそうです。
我が家では健康維持のために大豆たんぱくからできているプロテインなどの栄養補助食品を利用していて、そういうのはどうなるか質問させていただいたところ、同じく食品に分類されるなら8%で、医薬品や医薬部外品に分類されるなら10%になると教えていただきました。
帰ってから販売店に確認したところ、食品なので8%のままとのことで、ホッとしました^^
また、コンビニやフードコートなどでのイートインを含む外食は10%ですが、コンビニやファーストフードなどのテイクアウトやデパ地下のお惣菜は中食と言われ、8%になるそうです。
この見分け方は『サービス』が提供されるかだそうで、人が運ぶなどのサービスや食べる場所を提供するサービスが伴うと10%になるとのことです。
でもファーストフードでセットを購入しドリンクだけ店内で飲んだり、テイクアウトするはずが予定が変更になりその場で食べることにした場合などどうなるのか?などという質問が生じ、まだ詳細は不透明とのことでした。
まず増税前に買っておくか迷うもので思い浮かぶのが値のはるものです。
ただ、前回5%から8%に増税した時も、増税後に消費が減少したためセールをして増税前と同じような価格だったりそれより安いこともあったので、今回の増税で何を買っておくとよいかとても興味がありました。
基本的に欲しい時、必要な時に買うのが一番ですが、迷った時は以下のようにすると良いそうです。
*白物家電(エアコン、洗濯機、冷蔵庫など)ー〇(買い時)
増税する前というより10月に新製品が出るため、その前に旧型がセールになるのでタイミング的に買っておくと良いそうです。
ただ、ドラム式洗濯機は10月ですが、縦式洗濯機は春以降新製品が出ることが多いので、その前に買った方がよいかもしれないとのことです。
*黒物家電(テレビ、DVDレコーダーなど)ー△
オリンピック前に購入したいという傾向で、値段が落ちないので買っても良いが、増税後にセールになることも。
ちなみに食べ盛りの子ども達がいる我が家は、増税前に1升の美味しく炊ける炊飯器を購入しようかと考えているとお伝えしたところ、炊飯器などの家電は、増税に関係なく、比較サイトなどで時期をリサーチして、安い時期に購入すると良いと教えていただきました。
早速調べてみました。
ランキング上位の発売日が新しめの炊飯器は、きれいなグラフになっていて、増税前のこの時期は値上がり傾向にある印象を受けました。
私の欲しい8合(1升)炊きはランキングに6種しかなく、2016年発売のものだったので、時期というより店舗の大型値引きで価格が変動してる印象でした。
なので、楽天マラソンなど大幅セールやポイントアップの時に購入するのが良さそうだなと思いました。
実際すでに楽天マラソンの時に買い換えたいものをまとめて購入されたという参加者の方もいらっしゃいました。
家電以外で買っておくかのポイントは『値が動きやすいか』ということだそうです。
・日用品
広告の品になるようなものは特に買っておかなくても平気
セールになりにくいこだわりのものは買っておくとよい
・酒
よく飲む人は買っておくと良い。
ただ買い置きした分あるからとどんどん飲んでしまわないように!
(お酒好きの参加者は深くうなずいていました(笑))
・衣料品
ブランドが確立していてあまり値下げしないものは買っておくとよい
ブランド品の中でも特に定番品やオーソドックスな品物は値が変わりにくいので買っておくとよい
ここで注意する必要があるのは、9月30日までに発送済みでなければ増税対象になってしまうそうです。
リフォームなども同様で、9月中に完成する必要があるそうです。
なので、購入も発注も余裕をもって行うことが大切とのことでした。
増税の直前は混雑もするので、買っておきたいものは9月中旬までに購入しておきたいと思いました。
早速購入するもののリストアップを始めました。
コンビニで購入した時にキャッシュレス決済を利用すると2%値引きで還元され、そのレシートの見本が先日テレビで発表されていました。
また、最近のニュースによると、
政府は10月の消費増税時にキャッシュレスで決済した場合に中小規模の商店や飲食店では5%、大手コンビニの加盟店(フランチャイズ)では2%のポイントを国が還元するとしています。
(増税開始の10月1日から2020年の6月30日までの期間限定で行われます)
大手クレジットカードのうちJCB、三井住友カード、ユーシーカード、クレディセゾン、イオンフィナンシャルサービスと三菱UFJニコスのMUFGカードは請求段階で利用代金からポイント相当分を直接、差し引く方針で、楽天カードなどはポイントで還元する方針です。
更に、楽天マラソンなどのポイントアップキャンペーンを利用すると、更にポイント還元されるので、実質安く購入できてお得です。
また、クレジットカード決済にするとポイントが通常時でも1%還元されるものは多いので、買い物だけでなく、公共料金や習い事の引き落としをクレジット決済にすると良いそうです。
上記のシミュレーションの結果で固定費が多い我が家は、特にこれが有効だと思いました。
教育費や公共料金、通信費が高いので、早速手続きしようと思います。
2016年4月2日以降に産まれた3歳以下のお子さんがいる場合、プレミアム付商品券が利用できるそうです。
プレミアム付商品券とは→https://www.02premium.go.jp(内閣府より)
特徴は、
・400円で500円分など
・子ども1人につき上限2万円分まで購入できる
・各自治体が取り扱っていて、そちらから購入する
・利用できるのは、その地域のみ
ここで注意したいのは一番下のその地域でしか利用できないこと。
オンラインでの購入や地域外にある大型店舗で購入した方が、プレミアム付商品券を使って購入するより安い場合もあるので、近所で購入したほうが後々も便利な自転車などの購入に利用するのがおすすめだそうです。
実際に対象になる参加者は、自転車を買いたいとおっしゃってました。
メガネなども調整してもらうことがあるので、タイミングがあえばよさそうだなと思いました。
今回のセミナーに参加して、印象的だったことは以下の通りです。
1.キャッシュレス決済とポイント還元を活用する
買い物だけでなく固定費もカード決済にすることで、年間で考えるとかなりの還元になることが分かりました。
2.欲しい時に欲しいものを欲しい分だけ買う
今いるのに後で買う、先にいるのに今買っておく、のはもったいない!
増税に不安を感じ、増税前にいろいろ買っておいた方が良いのかと焦っていましたが、欲しいタイミングで購入すればよいのだなと気持ちが楽になりました。
3.無駄が一番もったいない
増税による出費が増えることに着目しすぎるより、日常生活でのフードロスや衝動買いなどによる無駄をなくすことで、出費を抑えることができることに改めて気づき、日々の生活を大切にしていきたいと思いました。
【おまけ】お酒は買っておくと良い。
ただし家にたくさんあるからと飲みすぎないように!
お酒好きの我が家はよく楽天セールでワイン〇本セットを購入しています。
まもなく心地良い気候の秋になり、BBQなどアウトドアが楽しめる行楽シーズンになるので、増税前に買っておこうと思います。
ただ、飲みすぎないよう手に取りやすい場所に全てを置いておかないなど工夫をしようと考えています。
増税を目前に不安な気持ちでいっぱいでしたが、増税セミナーを受講して、実際ポイント還元などを利用すればそこまでの出費増になるわけでないし、社会保障を充実させるためなので、前向きに受け入れられるようになりました。
実際我が家は、増税前にやっておこうと長年気になっていた箇所のリフォームをして家具を買い替え、モヤモヤがスッキリしました。このように増税に背中を押され、迷っていることを思い切って実行する良い機会でもあると感じました。
今回貴重な学びと機会を下さり、本当にありがとうございました。
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