お魚図鑑 “むらさき雲丹” の巻  ///  by 魚秀  Vol.12

お魚図鑑 “むらさき雲丹” の巻  ///  by 魚秀  Vol.12
投稿日: 2019年8月7日 更新日: 2019年8月7日
閲覧数: 393
4 この人たちがステキしました
ステキをしている人
author
伊勢志摩出身。 幼年期、国際救助隊に就職して、サンダーバード2号に乗...
今回は、北海道産の“むらさきうに”です。
ご存じのように・・・・雲丹は卵巣を食べるので・・・・・
産卵期である、5月から8月が旬となります。

雲丹がどうしてお高いのかご存じですか?

1)真冬なら、氷点下20度近くの海に船を出して漁をします。
2)長い棒のようなもので海底を見ながらウニをとります。
3)とる時間は早朝日の出から朝のうちくらいで・・・厳しい制限がかけられていています。
4)人力で(卵巣)をとりだします。
5)時間との戦いで飛行機で東京に運びます。

それと・・・・雲丹の構造を思い浮かべて下さい!!

板雲丹にするのに・・・・どれだけの量が必要でしょう・・・・

ほぼほぼ人力の作業が絡んでいます!!

ね・・・・・高くて当たり前なんです!!


雲丹あれこれ・・・・

その1
雲丹には・・・・天敵がいます!!

愛らしい・・・・ラッコです。

ムラサキウニは鋭いとげがあり、食べるのが難しいですが、ラッコは手で石に打ちつけてムラサキウニを割ることができます。

その2
神奈川県で雲丹の養殖の研究が行われております。
なんと・・・・三浦半島名産のキャベツが好物だという嘘のような本当のお話!!
天然ものは食用となる生殖巣があまり育たないため食用にはならないそうですが・・・・
好物のキャベツを与えて養殖するとキタムラサキウニに近い味となることが確認されているそうです。

魚秀のアラカルト

魚秀のアラカルト

レモンと塩で頂きます!!

凄い詰まり方でしょ!!
ずっしり重い・・・・150gもあります!!

コツ・ポイント

もともと・・・・お高い殻付雲丹ですが・・・・・

このように、手をかけて食べやすくしています!!

売価1000円です・・・・・

今月いっぱいがseasonです、是非お越しください!!

https://sakana-uohide.com/


SNSでシェア
詳しく見る