夏のむくみにうんざり……むくみを防ぐ水分の取り方とは?

夏のむくみにうんざり……むくみを防ぐ水分の取り方とは?
投稿日: 2019年8月6日 更新日: 2019年8月6日
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夏、むくみに悩んでいる女性は多いもの。「むくむから水分を取るのを控えよう」なんて考えているあなた! 意外ですが、水分を取らないことで、余計にむくみやすくなってしまうケースがあることをご存知ですか? むくみが気になる場合、どのように水分を取ればいいのでしょう?

顔がボテッ、足パンパン……体はなんでむくむの?

むくみとは、余分な水分が皮膚の下に溜まり、顔や脚が膨らんでしまっている状態のこと。本来その水分は、血液やリンパ液として体中をめぐるはずですが、循環が滞り細胞の間に水分が残ると、それがむくみとなって現れます。

つまり、「循環の悪化」がむくみの原因。水分不足で血液やリンパ液がうまく流れず、むくんでしまうケースがあるのです。

とくに夏は、エアコンで体が冷えたり汗をかかないようじっとしていたりと、血液の循環が悪化しやすく、むくみやすいシーズンだと言えます。

むくまないための水の取り方

むくみが気になるのであれば、まず3つのことを意識してみましょう。

1つめは、少量をこまめにゆっくり飲むこと。本来の循環量を大きく超えた水分を体に流し込んでも、結局、処理しきれなかった水分でむくんでしまいます。とくに汗をかいた後は、ついがぶ飲みしてしまいがちです。コップ1杯を、起床時、食事前、入浴前後、就寝後、運動前後にゆっくり飲むこと。ゆっくり飲むことでミネラルの吸収率もアップします。

2つめは、体を冷やさないこと。暑いときは冷たい水を飲みたくなりますが、胃腸の働きを悪くするため、なるべく常温に近い温度で飲むのが理想です。もちろん、外から体を冷やさないことも大切。エアコンの効いた屋内で長時間いるときは、羽織るものやひざかけなどで冷え対策しておきましょう。

3つめは、塩分・糖分・アルコールに注意すること。同じ水分でも、糖分(糖質)が多い飲み物を飲んでエネルギーとして消費しきれないと、水分と一緒に糖質が体内に溜め込まれてしまいます。また、私たちの体には、体内の塩分濃度を一定にしようとする機能があるため、塩分の摂りすぎにも要注意。摂りすぎた塩分を薄めようと、体内に水分を溜め込んでしまうのです。

アルコールもこれらと同様。アルコールを分解する際に多くの水分を必要とするうえ、多くの水分を尿として排出するため、結果的に体が水分不足になりがちです。アルコールを摂取するときは、必ずお水も一緒に用意しておきましょう。

このように、むくみの原因になる飲み物は意外と多いもの。むくまないように水分を取りたいのであれば、「水」で水分補給することが大切。これを意識するだけでも、むくみを予防できるはずです。

おわりに

むくみに悩まされているのであれば、まずは水の飲み方から意識してみてはいかがでしょうか。ちょっとした習慣の改善で、むくみを改善してスッキリとした夏を過ごせるはずです。




【美容ライター】 富永ゆう
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。


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