そもそも、埋没毛って何?と思った人も少なくない筈、埋没毛とは読んで字の如く、毛が何らかの原因で皮膚の奥深くに埋まってしまい、その状態で成長した結果、正常に毛が表面に出てこない状態の事を指します。
そんな埋没毛ですが、自然に発生する事は殆どありません。実は、綺麗でありたいと願い、ムダ毛の処理をしようと思ったあなたの行動に原因があるかもしれません……。
えぇ!?と思ったそこのあなた、これから注意して読んでください。
埋没毛を発生させる最大の原因の1つ、それは間違ったムダ毛の処理です。突然、ムダ毛の処理に問題があると言われても、普通に処理してるだけだけど……と、ピンとくる人は少ないと思います。
しかし、知らず知らずのうちにあなた自身が肌にダメージを与え、埋没毛の元になっているかもしれません。
思い出してみてほしいのですが、ムダ毛を処理する時に何を使いましたか?多くの人が、カミソリや毛抜きを思い浮かべたと思います。実は、それらの道具、つまりカミソリや毛抜が埋没毛の原因だと言われています。
そんな……と戸惑う人もいるでしょう。そうなんです、綺麗でありたいと願い、毎日のようにムダ毛処理をする為に使っていたあれらの道具が、知らず知らずの内に肌に大きなダメージを与え埋没毛の原因を作っていたのです。
では、具体的にどのように肌にダメージを与え、埋没毛を発生させていたのかを説明します。
まず、カミソリは毛を剃ると同時に肌も傷つけてしまう事があります。その代償は想像以上に大きく、肌を外的なダメージから守ったり潤いを保つ機能がある、角質までをも削ってしまいます。
肌が傷ついていると、傷を塞ぐために皮膚だけでなく毛穴まで塞いでしまうことが埋没毛になる原因のひとつです。
毛穴を塞いでしまうと、次に新しく生えてくる毛が表面に出にくい状態になってしまいます。
引用元:脱毛による埋没毛(埋もれ毛)って何?原因と対策をご紹介!(脱毛LOVE)
そして、その傷ついた肌はカサブタとなり、毛が表面に出てこなくなる。それが、埋没毛の正体なのです。
間違ったムダ毛処理が埋没毛を発生させる原因なのはある程度、理解できたと思いますが、気を抜くのはまだ早いです。実は間違ったムダ毛処理の中で一番注意しなくてはいけないのは、毛抜きです。
毛抜きは毛がするりと抜けず、抜く途中でちぎれてしまった場合、そこが埋没毛になります。
ここからがとても重要で、毛抜きはするりと全て抜けても、問題があるんです。毛がするりと抜け、あ!綺麗に抜けた!と喜んだ人もいるでしょう。
しかし、空っぽになった毛穴から細菌が入り、炎症や毛嚢炎、更には肌荒れを引き起こす可能性があるんです。
毛嚢炎とは、毛穴の奥に細菌が入ってしまった状態の事。ニキビのように白っぽくなったり赤くなってしまったりします。
特に、汗をかきやすい部位は、注意が必要です。
汗などで雑菌が繁殖しやすいところに、カミソリや毛抜きで肌にダメージを与えているため、毛嚢炎ができやすい状態を作っているんです。
引用元:脱毛後のニキビ、毛嚢炎かも!? その原因と事前・事後の対策をご紹介!(脱毛LOVE)
綺麗でありたいと願う気持ちも、間違ったムダ毛処理で台無しにしてはいいけません。埋没毛だけでなく、更に酷い毛嚢炎や肌荒れを引き起こす事が分かって頂けたら幸いです。
カミソリや毛抜きが埋没毛を引き起こす事は分かったんだけど、できてしまった埋没毛はどうしたらいいの?もしかしてもう治らない!?と思うのは、いつでも綺麗になりたいと願う女子なら当然ですよね。
安心してください!埋没毛は自分でも治せるんです!まず、抑えておきたいポイントととして、埋没毛ができたらやるべき事が3つあります。一つ目は角質ケア、二つ目が保湿、そして3つ目が放置です。
これからその3つのポイントとその効果について詳しく解説していきたいと思います。
まず初めに埋没毛ができたら、出来る事として、スクラブとピーリングの2つがあります。スクラブとピーリングは古い角質や汚れを落とし、皮膚を綺麗にする美容法です。そして、スクラブやピーリングは角質ケアとも呼ばれています。
そんな美容法が何故、埋没毛に良いのかと言いますと、埋まっている毛を覆っている古い角質や汚れがスクラブやピーリングといった角質ケアで落ちるからです。
スクラブやピーリングで古い角質や汚れが落ちれば、自然と埋もれていた毛、つまり埋没毛が表に出てきます。
そんなスクラブとピーリングは似ているようで古い角質や汚れの落とし方に違いがあるんです。スクラブは摩擦によって汚れを落としますが、ピーリングは酸で溶かす事により汚れを落とすんです。
また、スクラブよりピーリングの方が肌への刺激が少ないと言われています。
みなさんが、普段使っている保湿クリームでも埋没毛を解決する事ができます。保湿クリームは肌が乾燥するのを防ぐ事ができ、常に肌にうるおいを与えます。
そんな保湿クリームがなぜ埋没毛を解決出来るのかと言いますと、仕組みはとても単純です。埋没毛というのは、毛穴が固まり表に出てこれない状況です。
それを保湿クリームで肌の潤いを取り戻し、毛穴を開かせる事で毛が出てくるのを待つ、という仕組みです。また、その効果を最大限引き出す事ができるのは風呂あがりだと言われています。
風呂上りは毛穴が開いている状態なので、より、肌が保湿クリームでうるおいやすくなるからです。保湿クリームは尿素が入った物であるとより、効果が大きいそうです。
埋没毛は放置でも治ります。え?放置!?と思う方もいるでしょう。皮膚は常に生まれ変わろうとし、入れ替わりを続けている事をご存知でしょうか?皮膚は古い物を上に押し上げ、新しい物を常に前にだそうとする働きをしています。
その働きにより、毛穴の奥に埋まっている埋没毛も、最終的には前へと押し上げられる事になります。なので、その1やその2で紹介したやり方でも、解決出来なかったからと言って心配する必要はありません。
むしろ、過度に心配し、無理やり埋没毛を抜こうとしたりすると、肌が傷つき、炎症を起こしたりしてしまうので注意が必要です。
保湿や、角質ケアなどもそうですが、埋没毛は焦らず、時間をかけてゆっくり治す事が大切です。
ここまで、色々と埋没毛について説明してきましたが、埋没毛というのは殆ど、ムダ毛の自己処理が原因で起こっています。なので、一番埋没毛リスクを減らす方法はサロンやクリニックに行くことでしょう。
サロンやクリニックはその道のプロなので、自己処理と比べ、格段に埋没毛などのリスクは減ります。部位によっては脱毛完了まで2~3年かかる事もありますが、一度脱毛が完了したら、ほぼ自己処理が不要になります。
また、金額も大きな部位で無ければ、数万からできてしまうので、場合によってはカミソリを買い替えるより経済的です。近年は介護脱毛なんて言葉が出てきているくらい、年齢に関係無く、脱毛は当たり前になってきています。
少しでも気になったら、サロンやクリニックの無料カウンセリングで相談してみる事をオススメします。
いかがでしたでしょうか。今回は埋没毛が起こる原因とその対処の仕方についてお話いたしました。実は毎日使っていた、カミソリや毛抜きが埋没毛の原因だったんです。自分の肌に異常が起きたら、誰でも心配ですよね。
この他にも、脱毛時には注意しておきたい肌トラブルもあるので、合わせて一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
事前に理解しておけば対策ができますし、いざという時も適切に対応ができますよね。
また、これを機にサロンやクリニックで脱毛を初めてみるのも良いかもしれませんね。
〇埋没毛の原因は毛抜きなどの自己処理にあり!
〇もしできてしまったら、角質ケア&保湿&放置
〇脱毛サロンやクリニックで脱毛すれば埋没毛は起こらない
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