まず主人に「どんな家に住みたい?」と聞いてみました。
答えは【くつろげる家】でした。
でも【くつろげる家】って考えてみたら人それぞれ。
そこで「くつろげる家って具体的にはどんな感じ?」
と質問したところ
①物が少ない
②明るい(雰囲気だけでなく電気も明るい)
③掃除がしやすい
との答えが!
どうやら私と方向性は同じようで、ちょっと安心。
それらを踏まえて空間を整えていくことにします。
まず、
「楽にしまえて、掃除がしやすいこと」と「物が少ないこと」は
繋がっていると考えます。
さらに物が少ないと圧迫感がなく明るくも感じます。
引っ越し先は前の家より狭く少ない収納。
でも安易に家具を買い足して
収納量を増やすことはやめました。
そこでもう一度、持ち物と向き合い
「今、本当に必要としている物だけ」にしました。
これだけでも随分スッキリ!
あらためて「片づけ」ってなんだろう?
と思うと
●簡単な動作で家族みんながラクに定位置管理できること
でした。
そしてそのために
さらにたくさんの収納ケースを購入したり
道具がないとできないDIYはしない。
片づけるために逆にモノを増やしたくない。
それが今の私の目指すものです。
掃除道具はすぐ手に取れる所を定位置に。
出したままにすることを選びました。
キッチンの一番右の壁には毛はたきを
ピンフックで吊るしました。
ピンなら賃貸でもOKです。
ここは家の中心なので
どの部屋にも短い距離で毛はたきを持って行けます。
そのすぐ傍にあるダストボックスの隣には
コードレスクリーナーを配置。
使った後、定位置に戻しに来たら
すぐ溜まったゴミを捨てられます。
その反対隣のグレーのバッグには
コードレスクリーナーの替えノズルと
充電コードを入れています。
他のブラシノズルへの交換がスムーズ!
コンセントも近いので使い終わったら
そのまま充電を始めます。
完了したらコードを外してバッグへ。
気付いた人が片づけられます。
リビングはルイくんの為に
タイルカーペットの面積を広くしているので
カーペットクリーナーを頻繁に使います。
いつも掃除を始める部屋の隅に
カーペットクリーナーとほうきセットをスタンバイ。
トランクの奥に置いてさりげなく隠しました。
気付いたらすぐ掃除できます。
前の家ではこれらを物入れに隠していたので
コロコロと掃き掃除が億劫でした。
大した距離じゃないのに
「取りに行く」だけで
一気にハードルが上がってました。
出しっぱなしにしたら掃除の頻度が上がりました!
置く場所って大事です。
キッチンカウンターの前に並べた
収納ケースとキッチンワゴン。
ここに主人も一緒に使う物を集約しています。
まだ家全体の整理収納が途中なので
今後、変わっていく可能性が高いです。
そこで今はこの引き出しに
「リビングで共有するものをすべて集める」
ようにしました。
収納ケースに入れたのは
①ぞうきんストック
②掃除道具ストック(ウエットティッシュや激落ちくんなど)
③ルイくんの着替え
④保存する書類(説明書・保証書など)
⑤ルイくんのおやつ
⑥ルイくんのおむつ
⑦ルイくんのお散歩うんち処理袋
⑧ルイくんのトイレシート
⑨虫よけ&ガーデニング用品
⑩アイロンセット
引き出し右の一番上は空にしていて
未処理の書類や後で確認するDMなどを入れています。
これでテーブルに出しっぱなしの書類がなくなりました。
(右下ふたつは私のジェルネイルセットを入れてます。)
基本的に1つの引き出しに1アイテムだけ入れてラベリング。
開けたら中を探さず一目でモノがみつかります。
引き出しの上には
琺瑯ケースにルイくんのフードを入れて置いてます。
横にスケールを置いて都度、グラムを計ります。
引き出しの上ですべての作業ができ
無駄な動作がありません。
隣のワゴンの上には配膳用のトレイとふきんを配置。
キッチンとリビングを繋ぐ動線上なのでスムーズです。
下の段は
①ティッシュのストック
②使用頻度の低いトレイ
③ルイくんのフードストック
④ルイくんのおむつストック
を収納しました。
これらは主人も補充を一緒にしてくれます。
基本的にリビングでは主人とルイくんと過ごすので
共通して使う物を集めました。
いつも協力的ですが、分かりやすいと言ってくれてます。
キッチンは家の中でも物が多くなりがちな場所です。
前の家より収納力が落ちたので、かなり手放しました。
「本当に必要としている物だけにする」
と決めて一つ一つ向き合った結果、
振り向く動作だけで
目的が完了できるようになりました。
主人は特に洗い物や片づけ、コーヒーを淹れることを
率先してやってくれています。
我が家は食器乾燥機をシンク上に置いてます。
後ろにある引き出しの上2段に食器を収納。
最短距離で収納できます。
食器は引き出し収納にして
開けたら上から一望でき、
どこに仲間があるかすぐ分かるようにしました。
コーヒーはドリッパーやメジャーをカゴでグルーピング。
カゴごと降ろせば右側にコーヒーとコーヒーミル、
電気ポットがあるのでこちらも一歩も動きません。
後ろを振り向くとシンクがあるので
湯沸かしもスムーズです。
リビングに一番近い引き出しの一番上、
つまりキッチン家電のすぐ下には
ティッシュと文具類のほかに
キッチン家電の説明書を入れています。
文具類はキッチンとリビング両方で使うのでこちらへ。
説明書は、お手入れしたいときや
故障かな?と思ったとき
キッチンにあれば私の不在時も主人が困りません。
結果、私自身も便利に使えてます。
そして最後に、いつも一緒にくつろぐテーブル。
足元のカゴには
ルイくんのお手入れセットを投げ入れ収納しています。
夕食後、話しながらここでお手入れするからです。
座ったまま取り出して片づけられます。
立ち上がって話の腰を折ることもなく会話も弾みます。
そしてこの時間をとても大切にしています。
一日の報告をしあったり週末の計画を立てたり、
まったりテレビを見たり。。。
もしも、ちょっと疲れたモヤモヤ気分の日があっても
家に帰ればこんな時間があるから
元気が出て明日も頑張れます。
こうやってお互いにとって
「我が家がパワースポット」になれたらいいなと
思っています。
いかがでしょうか?
実は最初は
収納の技術や収納グッズについて書こうと考えていました。
でも結局こちらに書いたことは
①必要なものだけにする+今の収納に収まる量まで物を減らす
②必要な場所に必要なものだけを置く
③動作動線が一番短く、楽な場所で定位置管理する
ということでした。
そして「家族みんなに優しい家づくり」は
居心地よく散らからない空間を育てるのに
欠かせない要素だと確信します。
先日ニュースで見たことですが
日本は1年間で「不用品」として
7兆円分の廃棄物を出しているそうです。
それを見て、さらに
「必要なものだけをもつ」ことが大事だと
強く思いました。
まだまだ整理収納は道半ばの我が家。
少しずつ
「楽に暮らし、楽に片づき、理想のパワースポットにできる」よう
これからも家族と家に向き合っていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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