知って得する!お掃除用洗剤の効果を発揮するための3つのポイント

知って得する!お掃除用洗剤の効果を発揮するための3つのポイント
投稿日: 2019年7月17日 更新日: 2020年1月8日
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『助家事さん』は株式会社タスカジ( https://taskaji.jp/)が運営する...
洗剤を期待して購入したのに、いざ使ってみると期待するほど汚れが落ちずにがっかりした。そのような経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?もしかすると、洗剤の持つ力を十分引き出せていないからかもしれません。今回は、お掃除用洗剤の効果を発揮するための3つのポイントをお伝えいたします。

お掃除用洗剤の効果を発揮するための3つのポイント

用途や場所に合わせて、様々なお掃除用洗剤が販売されています。汚れの場所やお困りごとによって、洗剤を選ぶと良いのですが、いざ使ってみると思ったほど汚れが落ちない、という場合があります。その時は、今から挙げる3つのポイントに気を付けて使って頂けると、期待通りの効果を発揮するかもしれません。

1.汚れの種類を見極める

汚れの種類と洗剤の液性によって、効果的に汚れを落とせるものと落とせない組み合わせがあります。その為、落としたい汚れの種類を見極めることはとても大切です。汚れの種類には大きく分けて2種類あります。

一つ目は、「酸性の汚れ」です。キッチンの油汚れや皮脂汚れ、電気のスイッチや壁などにつきやすい手あかやお風呂のカビなどが酸性の汚れになります。これらの汚れには、アルカリ性の洗剤が効果を発揮します。

二つ目は、「アルカリ性の汚れ」です。お風呂などの水回りの水垢や石鹸カス、トイレの尿石などがこれに当たります。アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を使う事によって化学反応で中和し汚れを落とすことが出来ます。

お持ちの洗剤がどの液性かは、成分表の部分をご覧ください。中性と書かれている場合は、汚れと洗剤の化学反応で中和するのではなく界面活性剤の作用で落とす為、軽い汚れであれば酸性の汚れ、アルカリ性の汚れ関係なく使う事が出来ます。

2.温度に気を付ける

汚れの種類に合わせたお掃除用洗剤を使っているのに、汚れ落ちがいまいち。そういう場合は、お部屋や使っている水、洗剤の温度に気を付けてみましょう。油汚れは、温度が高くなると溶け出し汚れを取り除きやすくなります。その為、キッチンや換気扇のお掃除は夏場が適しているくらい、汚れの落ち具合と温度は関係しています。

また洗剤自体の温度が上がることでも洗浄力が上がります。つけ置きする際の水の温度を上げたり、洗剤自体を湯煎して温めたりすると、洗浄力がアップして汚れが落としやすくなりますよ。

3.時間をおく

汚れにお掃除用洗剤を付けた時、すぐにふき取ったりしていませんか?洗剤が汚れを浮かせたり緩めたりするには、汚れ具合によって時間が必要な場合があります。汚れに洗剤をつけたら、洗剤が乾かないようにして少し時間を置いてみましょう。少し時間を置くだけで洗剤が力を発揮し、今まで落ちにくかった汚れが驚くほど簡単に落ちます。

お掃除専門のタスカジさんとして働く私も、このポイントはいつも意識しています。キッチンの油汚れやお風呂の湯垢など、気になる箇所の汚れに予め洗剤を軽く塗って置き、他の作業が終わった後洗剤を塗っていた箇所のお掃除に移ると、汚れが落ちやすくお掃除が捗ります。

洗剤を使う際に注意すべきポイント

身近にある様々なお掃除用洗剤ですが、使う際には以下の点に注意してください。

1.取扱説明書をよく読む

洗剤には必ず使用方法や注意書きが書かれています。きちんと説明を読み、誤った使い方をしないように気をつけましょう。使い方を誤ると家具を傷つけたり、体調が悪くなる可能性があります。

2.他の洗剤と混ぜない

他の洗剤同士をむやみに混ぜてはいけません。特に、カビ取り剤に使われている塩素系漂白剤は酸性の洗剤と混ざると有毒ガスを発生させるので非常に危険です。

3.洗剤はしっかりすすぐ

洗剤を使った後は、薬剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。すすぎ残りがあると、そこに汚れが再度付着したり、カビが発生する原因にもなります。洗剤を使った場所によっては、洗剤による化学反応が起こり、その場所の素材を傷める可能性もあります。

コツ・ポイント

洗剤は、私たちの暮らしの汚れを取り除く力強い味方です。効果的な使い方を意識すれば、今まで時間が掛かっていたお掃除も、短い時間で楽に終わらせることが出来ます。色々な洗剤を試しているけれどいまいち効果を感じられない方は、是非試してみてくださいね。 

ライター:めぐりずむ


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