オクラの下処理方法、保存方法

オクラの下処理方法、保存方法
投稿日: 2019年7月5日 更新日: 2020年6月6日
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東京都内で調理の仕事をしています 日々戦場(キッチン)で奮闘中! ...
オクラは夏に美味しい食材です

今回は、そんなオクラの下処理の方法、保存方法について紹介いたします

材料

  • オクラ :適量
  • :一つまみ

1. オクラの上部、溝みたいになっている部分を、包丁でくるっと一周させて切る

1. オクラの上部、溝みたいになっている部分を、包丁でくるっと一周させて切る

2. ヘタを切り落とす

2. ヘタを切り落とす

3. 塩で揉む

塩で揉むことで発色が良くなります

塩揉みが面倒、時間がないなら、4の工程で鍋の中に塩を入れて(一つまみ程)茹でるのでも可

4.茹でる

4.茹でる

大体目安は2分くらいです。不安な方は竹串でオクラを刺して、竹串が通ったら、湯から引き上げましょう

5. 冷水で冷やす

氷を入れるともっと早く冷めますね。その日に食べるなら、そのまま布巾で水分をふき取って、お好きな形に切りましょう

茹でたオクラは日持ちしないので、早めに食べましょうね

保存方法

保存方法

茹でたオクラはその日に食べたり、通常冷蔵保存をしますね

しかし、オクラが痛んでしまうので茹でたけど、一気には食べれないという方、実は、オクラは冷凍保存できます

なので5の工程の後、冷凍庫で保存すれば冷蔵より日持ちしてくれます。保存方法としては、冷水に浸して粗熱が取れたら、水分をふき取り、ビニール袋などに入れて冷凍庫へ。量がある場合はオクラ同士くっつかないように冷凍してしばらくしたらビニール袋をガサガサと揉むと食材がくっつきませんよ

切ってから冷凍保存するのもいいのですが(解凍後の処理が楽なので)、基本的に食物は手を加えれば加えるほど、痛みが早くなるので、5の工程の後冷凍し、食べるときにお好きな形に切るという方法がおすすめです

解凍は自然解凍で、夏場などは冷蔵庫で解凍がいいでしょう
冷凍した食材全般に言える事ですが、どうしても食材がしなしなして、水っぽくなってしまうので、オクラを熱調理しない場合は、布巾などで水分をふき取ってあげるといいですね

凍った状態のままオクラを包丁で処理をするのは、危険なので、包丁をオクラに入れる調理の際は、解凍してからにしましょう

コツ・ポイント

私のお店では、オクラと水タコを合わせてカルパッチョにして提供しています
両方とも夏らしい食材でいいですよね

因みに、スーパーなどで売られているタコは茹でてあるタコが多いと思うのですが、北海道の水タコと呼ばれるタコは、茹でずに食べれるタコなんですよ
水タコが手に入ったら、是非オクラと合わせてみて下さい

今回の下処理方法や保存方法はシェフに教わりました



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