本体のガスコンロの平均寿命は、10年前後が一応の目安とされているようです。あくまで、平均なので、使用機種、使用頻度、取扱い方、お手入れの頻度などによって、寿命は大きく変わってきます。10年よりも早く寿命を迎える場合もあるようですし、10年以上経っても問題なく使える場合もあるようです。
魚焼きグリルは、ガスコンロの中でも、最も汚れやすい箇所でもあるので、お手入れを怠ると、確実に寿命を縮めてしまうことだけは確かです。
また、魚焼きグリルのお手入れを怠り、グリル内の汚れを放置すると、点火できなくなることがあります。お掃除すれば問題なく解決する場合が多いのにもかかわらず、寿命だと勘違いして、そのまま買い替えてしまうというケースは、実際にそれほど珍しくはないようです。
毎回使うたびに、洗って汚れを落としておくというお手入れが必要です。魚焼きグリルのメインの汚れは、油汚れと焦げ付きですが、どちらもついてすぐの場合は、簡単に落とすことが可能なので、結果的にお手入れが楽になります。お手入れの方法も、スポンジに台所用の中性洗剤つけ、それで油汚れや焦げ付きをこすり落とし、水で洗い流すだけと、とても簡単です。
焦げがひどい場合は、台所中性洗剤を入れたぬるま湯にしばらく浸けおきした後に、水で洗い流すようにしましょう。
毎回、ぬるま湯に浸してよく搾った布巾で、さっと拭いておきましょう。このひと手間を加えるだけで、汚れが溜まりにくくなります。
これまで魚焼きグリルのお手入れを長い間放置した汚れや、普段のお手入れで取り残してしまった汚れは、相当に頑固になっているので、お手入れとして、以下の方法を試してみましょう。
重曹を入れてよく混ぜたぬるま湯に、受け皿と網を入れて、30分程度浸けおきします。重曹は、ぬるま湯1リットルに対して、大さじ3杯程度が一応の目安です。その後、メラミンスポンジで汚れをこすり落とします。あとは、水でよくすすぎ、よく乾かしてから元に戻せば完了です。
水250mlに重曹大さじ1杯を溶かしたもの浸したキッチンペーパーを庫内全体に貼り付けていき、さらに、その上からラップを覆っていきます。30分程度そのまま放置した後、ラップとキッチンペーパーを外し、布巾で汚れを拭き取っていきます。仕上げに布巾で水拭きして、よく乾かせば完了です。
いかがでしたか?こまめなお手入れを続けることで、魚焼きグリルの寿命を延ばすことができますよ。なお普段のお手入れをさらに楽にするために、網にアルミホイルを敷くという方法や受け皿に片栗粉大さじ4と水300mlを入れるという方法があります。そちらもぜひお試しいただければと思います。
ライター:sion
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