醤油のシミは、ついてすぐなら、水だけで容易に落とすことが可能です。これは醤油のシミが、水溶性の汚れであるからです。ご自宅で食事中に醤油がついてしまったときは、すぐに、水洗いしましょう。外食の際に、醤油がついてしまった場合も、可能であれば、お手洗いに駆け込んで、すぐに水洗いされることをおすすめします。
ただし、いずれの場合も、水洗い可能な衣類に限られます。水洗い不可の衣類を、水洗いすると、逆にシミを広げる怖れがあるので、その点はくれぐれもご注意願います。
普段から問題なく洗濯機で洗えている衣類なら、すべて水洗い可能です。お出かけ着の場合は、念のために、洗濯絵表示を確認してみましょう。
ついてすぐに水洗いしても完全に落としきれない場合や、ついてからある程度時間が経過してしまった醤油のシミを落とすのに効果的な方法です。
醤油のシミの部分に、液体の洗濯洗剤の原液を直接かけて、軽くもみほぐします。その後、洗濯機に入れて、通常通り洗濯してみましょう。多くの場合、醤油のシミは、この方法でキレイに落とすことが可能です。
醤油のシミがついてから、相当に時間が経過してしまったシミは、上記の方法を試しても、どうしてもキレイに落とせない場合が多いです。
その場合は、以下のようなステップを踏む方法が効果的です。
①シミの部分に裏からあて布をする
②シミの部分に直接、台所用中性洗剤をかける
③綿棒などで、シミの部分を軽く叩き、あて布に移す。シミの部分を水でよくすすぎ洗剤分を落とします。あとは、洗濯機で通常通り洗濯すれば、多くの場合、それで、スッキリキレイに落とすことができますよ。
上記の方法でもまだ十分に落としきれていない場合は、以下の方法を試してみましょう。
①シミの部分に液体の酸素系漂白剤をつけた後、シミの上からドライヤーをかけます。
そうすることで、漂白剤の効力を強化することができます。ただし、かける時間は、衣類が乾かない程度の、ほんの数秒程度でOKです。
その後、通常通り洗濯機で洗濯すれば、大半のシミはキレイに落とすことが可能です。
醤油のシミのとっておきの洗濯術をご紹介しました。ステップを踏むのは、衣類を極力傷めないようにするために大切です。ステップ2は、どうしても落ちない場合のみ、最後の手段としてお試しいただければと思います。
ライター：sion
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