重曹の料理への使い道は、以下のように実に幅広いです。
山菜などのあくの強い野菜のあく抜きに重宝します。水100ccに対して、0.1~0.3%程度のごく少量の重曹を溶かしたものに、野菜をつけるだけと方法も簡単です。
どら焼きや炭酸せんべいなど、重曹の風味を生かせる和菓子作りに使用されています。ただし、洋菓子作りは、重曹の風味を抑えたベーキングパウダーが適しているようです。
薄力粉1/2カップに重曹小さじ1/3程度を加えるだけで、てんぷらの衣がサクサクに仕上がります。
お肉に重曹を小さじ1をなじませて数分置くだけで、お肉が柔らかくなります。
エビに重曹小さじ半分程度をまずし、軽くもんでから水で洗い流すと、プリプリ感をアップさせることができます。
やはりお掃除は、重曹の使い道としては、最も幅広く活用されているといえそうです。弱アルカリ性の性質を持つ重曹は、皮脂などの酸性の汚れを落すのが得意です。ただ、研磨作用も持っているので、軽い汚れなら汚れの性質を選ばずに使用可能な点も魅力です。
重曹は、家中のあらゆる箇所のお掃除に使用することが可能です。スプレー容器に水200mlと重曹粉末小さじ2の割合で溶かした重曹水と作っておくと便利ですよ。
キッチンは、メインの汚れが油汚れなどの酸性の汚れなので、重曹の得意分野でもあります。ガスレンジや、電子レンジなどのお掃除に重宝します。また、スポンジに少量の重曹をつけて、湯のみや茶わんを磨くと、茶しぶがキレイに落とせピカピカになります。
重曹の研磨効果を利用して、キッチンのシンク、お風呂場の浴槽や床、トイレなどの水回りのお掃除にも重曹が使えます。クエン酸と併用すると効果がアップします。
フローリングやカーペット、カーテン、壁などのお掃除に幅広く活用できます。
重曹には、消臭や除菌効果も望めます。そのため、まな板、排水口、ゴミ箱、冷蔵庫などの消臭にも効果的です。重曹でつけおきしておくと、衣類の悪臭を取り除くことも可能です。また、洗濯の際に、洗剤と一緒に、カップ1/3程度の重曹を入れると、柔軟剤の役目を果たしてもらえるようです。
トイレには、重曹スプレーを常備しておくと消臭スプレー替わりになります。さらに、入浴剤や歯みがき、虫刺されのケアなどにも重曹が使用できます。
いかがでしたか?重曹の使い道は、このほかにも、まだまだご紹介しきれないくらいたくさんあります。とにかく、幅広すぎる使い道があるので、常備しておくと、重宝すること間違いなしですよ。
ライター:sion
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます