携帯を洗濯してしまったら、一刻も早く電源を切ることが、対処法としては最も重要なポイントになるようです。電源がONのままで、水に濡れた状態が続くと、携帯の基盤がショートして再起不能になる怖れがあるためです。
同様の理由から、基盤をショートさせる怖れがあるため、携帯の電源が切られている場合も、心配だからと電源をONにして、動くかどうか確かめるのは、絶対にNGです。
機種によってはできない場合もありますが、電源を切った後にできれば、中の電池パックを取り出しておきましょう。
電源を切った後は、タオルなどを用いて、水気をよく拭き取ります。水気を拭き取る際には。携帯を動かさないように気をつけましょう。これは、動かすことで、携帯の隙間から内部にまで入り込んでしまう怖れがあるためです。
同様の理由で、携帯電話(スマホ)を振ったり回したりして、水気を払うのもNGなので気をつけましょう。
十分に水気を拭き取った後は、日陰の風通しのよい場所で自然乾燥させます。
ここで気を付けたいのは、乾燥後の電源を入れるタイミングです。電源を入れるタイミングは、携帯電話(スマホ)が完全に乾いてからになります。同様に携帯(スマホ)を充電するタイミングも完全に乾いてからです。
携帯電話(スマホ)の内部にまで水が入り込んでいた場合は、表面が完全に乾いていても、内部がまだ乾いていない場合もあるようです。残念ながら、携帯電話(スマホ)の内部が完全に乾いているかどうかは、確認する方法がありません。
ただ、天候によって多少差はあるものの、通常は、2日~3日程度乾かせば、完全に乾くとされているようです。その日数を一応の目安として、その日数よりも、長く乾かせば乾かすほど、携帯電話(スマホ)の電源を入れたことによるリスクを軽減させられることだけは確かです。
携帯電話(スマホ)の内部にまで入り込んでしまった水を早く乾かすために、効果的な方法として、無水エタノールに携帯を漬け込むという方法が、よく紹介されているようです。
無水エタノールは、その名が示す通り、ほぼ無水で、アルコール純度99.5パーセント以上の液体です。無水エタノールは、揮発性が極めて高いために、この性質を利用すると携帯電話(スマホ)の内部にある水が、はじき飛ばされることになり、短時間で乾くことが可能になるようです。
ただし、この方法は、携帯電話(スマホ)の内部を素早く乾燥させることはできても、電子基板にダメージを与えるリスクも高いため、あまり推奨されず、適切な対処法とは言い難い方法なので、その点はくれぐれもご注意願います。
携帯電話(スマホ)を洗濯してしまった場合の適切な対処法についてご紹介しました。もちろん、この対処法によって、携帯が元通りになる可能性は、けして高くはありません。ただ、うまくいったというケースもあることはあるようです。ダメもとで試してみるだけの価値はあるかもしれません。
ライター:sion
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