わきがのニオイは、市販の酸素系漂白剤を使用すれば比較的容易に取り除くことが可能です。そもそもわきがは、脇の下から分泌される汗に細菌が繁殖することが主な原因で発生します。漂白剤の除菌作用により、細菌を減らすことは、わきが特有のニオイを抑えるのに大きな効果が期待できます。
わきがのニオイを一掃するための洗濯の手順は以下の通りです
1.ぬるま湯(40℃~50℃)に洗剤を溶かす
洗い桶などの容器に、お湯(40℃~50℃)入れ、そこに粉末タイプの酸素系の漂白剤を溶かします。液体タイプでもOKですが、効果は粉末タイプの方が優れているようです。
これは、液体タイプは、酸性で、粉末タイプは弱アルカリ性であるためです。ちなみに、アルカリ度が高ければ高いほど、除菌作用が強くなります。
2.衣類をつけ置きする
洗剤を溶かした容器に、衣類をつけ置きします。つけ置きする時間は、長ければ長いほど、漂白剤の作用が衣類に浸透するため、高い効果が期待できます。一晩程度つけて置くのがベストですが、最低でも3時間はつけて置くことが望ましいです。
つけ置き後は、軽くすすぎ、通常通り、洗濯機で洗濯すれば、完了です。
なお、わきがのニオイが比較的軽い場合は、気になる部分に直接、洗濯用洗剤と酸素系漂白剤をつけてから、通常通り洗濯機で洗濯するという方法でも、効果が望めるようです。
水洗いできない衣類は、上記の洗濯方法を試すことができないので、クリーニング店に依頼しましょう。その際、わきがのニオイを取り除くためには、ドライクリーニングではなく、「汗抜き処理」を依頼することがポイントです。
ドライクリーニングでは、わきがのニオイを取り除くことができません。これは、石油系の洗剤を使用するドライクリーニングでは、汚れは落とせても、繊維に染み込んだわきがのニオイを落とすことができないからです。
汗抜き処理は、水洗いできない衣類を、特殊な洗剤を使って、水を使わずに水洗いするというクリーニング業者ならではの特殊な技術です。汗抜き処理により、汗と一緒にわきがのニオイを落とすことが可能になります。
わきがのニオイを一掃する洗濯方法をご紹介しました。衣類は脱いだらすぐにつけ置きするようにすれば、さらに効果的です。衣類を身に着ける前に、シャワーで汗を流しておく、着用後もこまめに汗を拭く、脇パッドを使用するなどで、なるべく衣類に汗がつかないように心がけましょう。
ライター:sion
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