花粉症の時期など、目がかゆくなってこすることで、シワっぽくなったり炎症を起こして色素沈着してしまう人、多いんです。実は「こする」のは、目元には最もよくない行為の一つ。目が疲れたり、眠くなったりした時に、無意識に目をゴシゴシしていませんか?どんな場面でも、”目元をさわる時はそっと”を肝に銘じて。
クレンジングの際、自分では力を抜いているつもりでも、ゴシゴシしている人が少なくありません。指と皮膚の間に何かはさまっているくらいの気持ちで、やさしくクレンジング剤をなじませて。こすらないためにも、アイメイクはポイントメイク用リムーバーで落とすのが基本。アイメイクを落とせるクレンジングを使う場合も、最初に目元をやさしく落としてから全顔に、というステップをオススメします。
基礎化粧品を塗る時に、使う量が少ないのは論外。また、手のひら全体を使い、パパッとつけるだけで終了、なんて雑なケアをしていませんか?目まわりは立体が複雑なので、さわっているようでいて実は目尻など細かい部分に手が届いていないことも多いもの。細かい部分こそエイジングの症状が出やすいので、指の腹を使って”面”でしっかり凹凸に沿わせるようにしてください。乾燥が気になる部分は重ねづけを。
紫外線が肌を老化させる最大の原因であることは、ご承知の通り。目元もUVケアを徹底させることが重要です。ほおの高い部分には意識がいっても、目元の細かい部分、例えば目尻や目のきわなどは塗り忘れがち。クマだと思っていたら、実は細かいシミの集まりだった、というのもよくあるケースなのだとか。目元はまばたきなどでよく動く部位でもあるので、日焼け止めやファンでは細部までしっかり塗り、こまめに塗り直して。
今や生活の中にパソコンは必需品。しかもスマートフォンの普及でネットやゲームをどこでも楽しめる時代だけに、自覚がないまま目が疲れていることも。目の疲れは眼筋のコリを招き、それが血流やリンパの流れを滞らせて、クマやむくみにもつながります。代謝の悪さは肌状態を低下させるので、乾燥からシワになったり、ひいてはたるみを呼ぶ恐れも。意識的に目を休ませることも必要です。
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