米びつには、こまめなお手入れが必要です。お手入れは、中のお米を使い切り、新しい米を入れる前に行うのが、タイミングとしてはベストです。
「大は小を兼ねる」とばかりに、米の消費量をはるかに上回るような大容量の米びつを選んでしまうと、なかなかお米の量が減らずに、お手入れできない状態が続いてしまいますし、長く保管している間にどうしてもお米が劣化し、味も落ちて、美味しくなくなります。
そのため、普段消費するお米の量に合わせて、なるべく短期間で使い切れる容量のものを選ぶことが、正しい選び方として外せないポイントになります。
米びつの素材には、いくつかの種類があります。それぞれの素材の特徴を把握し、各ご家庭にとって、最適と思えるものを選ぶようにしましょう。
米びつの主な素材とそれぞれの特徴は以下の通りです。
・プラスチック
米びつの素材としては、主流といえる素材です。軽くて持ち運びやすく、お手入れしやすいという点も魅力です。使い勝手のよさや実用性を重視したい場合は、おすすめの素材です。
・ホーロー
遮光性や密閉性、耐久性に優れていて、汚れにくく、ニオイがつきにくいという点が魅力です。見た目もオシャレなものが多いので、出しっ放しにして保管することもできます。
・桐
防虫効果や湿度調節効果が期待できます。古くから、米の保存に重宝されたきた素材です。米びつとしては、かなり優秀ですが、プラスチックに比べると重くて手入れしにくいのが難点といえそうです。
・ガラス
密閉性に極めて優れている点が最大のメリットです。スペースの都合上、お米の保管場所としては、適さないシンク下に保管に最適といえる素材です。
透明なので、お米の残量をチェックしやすく、丸洗い可能な点もメリットといえそうです。
自動軽量機能がついているものや、キャスター付きで持ち運びがしやすいものなど、機能性に優れている様々なタイプの米びつが豊富に用意されています。
用途や保管場所に合わせて、最適な機能を持つタイプを選ばれるとよいでしょう。
お米の美味しさをキープするためには、なるべく、なるべくこまめなお手入れが必要です。お米を使い切って、空になった、そのタイミングで、新しいお米を入れる前に、中をキレイにお掃除しておきましょう。
お手入れ方法は、米びつの中を水洗いして、十分に乾かした後、米びつ用の防虫剤や、トウガラシ、備長炭などを入れておくたけ、といたった簡単です。水洗いできない米びつの場合は、水に濡らした後固く絞ったふきんで全体を拭いた後、陰干しをしてよく乾燥させおくという方法をお試し願います。
米びつの正しい選び方とお手入れ方法についてご紹介しました。美味しいお米がいつでも食べられるように、ご家庭にとって最適な米びつを選んでいただければと思います。もちろんお手入れもお忘れなく!
ライター:sion
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