一般的なステンレスの鍋に比べて、食材の火の通りがゆっくりであるため、煮込み料理に適しています。また保温力も高いので、コンロからおろして、厚手のタオルや毛布などに包めば、光熱費をかけることなく煮込み料理をすることができます。
そして実は炊飯器よりも短時間で米を炊くことができます。土鍋で炊いたごはんはおこげもでき、そのおいしさを知るとやみつきになります。
鯛めしというと料亭で〆に食べるイメージですが、自宅でも簡単に作れます。鯛をグリルで両面軽く焼き、土鍋で米と出汁と共に炊き上げるだけ!大きな魚がどんと乗った姿は圧巻です。
鯛をほぐして塩をかけるだけでおいしくいただけます。残った鯛めしは翌朝にお茶漬けにするのもおすすめです!鯛の種類は真鯛のほか、価格のリーズナブルなれんこ鯛 でもおいしいです。ちなみにれんこ鯛はキダイとも呼ばれ、その名のとおり、黄みがかった色の魚です。
専用のパエリアパンがなくとも土鍋があればおいしく作れます。パエリアは魚介、サフラン、コンソメ、塩で炊きますが、お好みでベーコンや玉ねぎも入れます。
本場はムール貝が定番ですが、アサリでも十分美味しい出汁が出ます。サフランが手に入らない場合にはカレー粉で代用することもできます。土鍋から黄色に炊き上がったごはんが出てくるのもあっと驚くので、ホームパーティーにも向いています。
寒い日におすすめなのがほうとううどんです。体を温める味噌の煮込み料理ですし、たくさんの野菜を食べることができます。マストの具材はかぼちゃですが、白菜、長ねぎ、ごぼうなどどんな冬野菜でも受け入れてくれる懐の深さを感じるうどんです。
ちなみにほうとうは山梨の名物ですが、ご当地の山梨では味噌汁と同じ感覚でごはんのお供に出ることもあるそうです。
いつものシチューを土鍋でたっぷりと!じゃがいものほっくり感にはちょっと感動していまいます。旬が冬であるちょっと変わり種の芽キャベツを入れると子どもも「ちびキャベツ~」と喜びます。
翌日以降、煮詰まってきたらチーズを上に乗せ、グラタンにしても美味しいです。お好みでマカロニを追加してもボリュームがでます。
根菜類と骨付きの鶏肉(手羽先や手羽元など)をトマト缶で煮込むだけ!味付けもコンソメ、塩コショウで主役級の美味しさです。フランスパンを準備すればそれだけでおもてなしの一品になります。
こちらも翌日以降に味の変化が欲しければ、カレーのルーを入れるのがおススメです!トマト風味のカレーになり、我が家の子どもたちはこのカレーが大好物です。
土鍋が主役な献立はいかがだったでしょうか?食卓で土鍋の蓋を取った瞬間、湯気が家族団らんをさらに深める一役になること請け合いです!この冬は土鍋を活用してみてくださいね。
ライター:タスカジさん aki
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