素材や品質によってバラツキはあるものの、一般的には、綿やポリエステル素材の布団の寿命は、5年程度で、毛布の寿命はそれ以上あると考えられています。ただ、環境や手入れの仕方や取扱い方によって、寿命は大幅に変動するため、一概に年数で判断することは難しく、5年以上経過しても快適に使用できる場合もあれば、2、3年で使用できなくなる場合もあるようです。
そのため、寿命の目安となる年数を考慮しつつ、実際のこたつ布団や毛布の状態を見て判断するのがベストといえそうです。
汚れが目立つ、ボリュームがなくなってきた、すそが擦り切れている、中綿が出てきた、などのような状態が見られれば、寿命が来たと判断し、買い替えを検討してみましょう。
ご用済みになったこたつ布団と毛布の捨て方には以下のような方法があります。
1.粗大ごみとして捨てる
多くの自治体は、こたつ布団を、粗大ごみとして扱っているようです。各自治体が規定しているゴミ出しのルールに従って、粗大ごみの日にゴミ集積場に出しておけば、問題なく回収してもらえます。ただ、回収方法は、各自治体によって異なりますし、回収費用が必要になる場合もあるので、事前にお住まいの自治体に確認しておくと安心です。
2.燃えるゴミとして捨てる
自治体指定のゴミ袋に入れて、燃えるごみの日に、通常のごみと一緒に出すことも可能です。ただし、こたつ布団をゴミ袋に入れるためには、裁断して、いくつかの袋に分けて入れる必要があります。こたつ布団を裁断する作業は、想像以上に時間も手間もかかり、大変な作業になることが想定できます。作業している間に、こたつ布団が吸い込んだハウスダストを撒き散らしまうといったリスクも生じます。
毛布の場合は、丸めて指定のゴミ袋に入れば、問題なく回収してもらえるようです。
3.回収業者に依頼する
この方法は、自分の都合に合わせて、家まで引き取りに来てもらえるというメリットがあります。ただし、回収費用が必要になるため、事前に費用を確認してから、検討されることをおすすめします。
こたつ布団や毛布の寿命と正しい捨て方についてご紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?寿命が来たというわけはないものの、デザインに飽きた、他に気に入ったものを見つけたなどの理由から、新調したい場合、不要になったこたつ布団や毛布の処分には、リサイクルに出す、中古販売サイトを利用する、寄付をするなどの方法を検討されてみてもよいかもしれません。
ライター:sion
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