多くの方は大掃除とは、1年に1回新年を迎える前に徹底的に掃除をすることを大掃除と考えていると思います。そう考えると、大掃除をもうそろそろ意識をしてくる時期ではないでしょうか。普段からあまり掃除をすることがなく、部屋が荷物であふれ返っている方にとっては大掃除のことを考えると気が重く、やりたくないと感じるかもしれません。
大掃除に取り掛かるうえで大切なことは、目につく気になった箇所をところどころ掃除していくのではなく、しっかりと掃除を行うスケジュールを立ててその通りに行っていくことが大切です。スケジュールを立てる際に必要なポイントを3点挙げさせていただきます。
■リストを作成する
まず1つめは、「掃除する場所のリストをつくる」ことです。リストを作ってその個所の掃除が終わるたびにチェックしていけば、達成感を味わいながら掃除が可能です。
■必要道具を書き出す
2つめは、「掃除する場所ごとに必要な掃除用具があれば書き出すなどをして把握する」です。そうすればどんな道具が必要かが事前にわかり、大掃除の日の前日等にも食料品を買うついでにも使う用具も準備することができますよね。
■時間帯も記載する
3つめは「場所ごとに掃除をする時間帯を記載する」ことです。時間帯を記載する際にはどう移動すれば移動の時間が少なく済むのかを考えておけば、当日スムーズに掃除を行うことができます。事前に掃除しきれないと思ったら、掃除代行サービスなどにできない個所を任せるのもよいでしょう。
大掃除をするうえで、普段掃除をしていない見落としがちな箇所がでてきます。大掃除の際にはそういった個所もしっかり綺麗にして新年を迎えたいですよね。ここでは、見落としがちな特徴3つの箇所をご紹介致します。
■トイレの壁
1つ目は「トイレの壁」です。便器や床は念入りに掃除するけれど、トイレの壁にもほこりがたくさんついていることがあります。フロア用の掃除シートなどを使ってほこりをふき取っていきましょう。
■テレビやパソコンの後ろ
2つ目に見落としがちなのは「テレビやパソコンの後ろ」です。テレビやパソコンの後ろは配線が絡まりやすく、そこにほこりがたまりがちです。火災の原因にもなる可能性があるので、掃除シートや掃除機でほこりを取りましょう。
■洗面ボウル
3つ目に見落としがちな箇所は「洗面ボウル」です。よく見てみると黄ばんでいたり、陶器製の洗面ボウルはなかなか汚れが落ちにくいです。そのような場合は市販のカビを取るハイターを使うことをお勧めします。
汚れが溜まりやすいところは大掃除の際には念入りに綺麗にしておきたいですよね。ここでは汚れが溜まりやすい個所をいくつかご紹介します。
まず、「ドア・ドアノブ」です。ドアやドアノブは毎日触れる箇所であるため手垢がたまりがちの箇所になります。水拭きしてクリーンな状態にしましょう。次は「三和土」。三和土とは玄関から土足で入ることができる、土やコンクリートなどで仕上げた土間の部分です。ほうきを使って泥やほこりを払い、ごみが溜まりやすい4隅は念入りに掃除しましょう。
■シャワーヘッドや洗濯槽も
「シャワーヘッド」も意外と汚れが溜まりやすい場所です。クエン酸でつけ置き洗いすることをお勧めします。「洗濯機」も洗濯槽はもちろん凹凸が多くあり、そこにほこりが溜まりやすいです。タオルなどで周辺を拭き掃除しておくのがよいです。
大掃除をする際のコツは、段取りを決めておくことです。段取りよく大掃除を行うには、「上から下へ」を意識することが大切です。これは、掃除をする際には高い箇所から行うということです。これは、2度手間を防ぐことに大切なことです。例として最初に床掃除をした後その上の天井を掃除してしまうと、天井のほこりが床に落ちてしまいます。そうなると最初に床掃除をしたのにもかかわらず、もう一度床掃除をしなければなりません。こういった二度手間をなくすために「上から下へ」を意識しましょう。
■事前準備で効率よく掃除しよう
また、換気扇や浴槽等を掃除する際には、事前に洗剤をなじませておき、その間に他の箇所を掃除しておくこと、時間を無駄にせず効率よく大掃除を行うことができます。大掃除スケジュールを立てる際に、段取りを考えておくと、当日スムーズに動くことができます。
大掃除では、換気扇や水回り等、普段は手の行き届かないよう箇所の掃除も行って、1年でこんなに汚れていたのかと気づかされることがあります。その空間の汚れではありますが、1年間自分を支えてくれていた場所だということを改めて実感することができるのではないでしょうか。大掃除というと、面倒くさい・聞いただけで気分が重くなるといった方もいるかもしれません。
■大掃除をポジティブに
しかし、今年1年間お疲れさまという気持ちを込めて、大掃除に挑んでみてはいかがでしょうか。そう考えて掃除をしてみると、意識しなくても丁寧に汚れを取るようになっているかもしれませんね。そういったお疲れ様という気持ちと新しい年神様を綺麗な部屋に招き入れるという意味で大掃除を行えば、気持ちのいい新年を迎えることができるのではないでしょうか。
スケジュールが厳しい場合には、無理して自分だけ大掃除を行おうとするのではなく、効率よい掃除を行ってくれる掃除代行サービスに一部手を貸してもらうのも一つの手段です。
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