洗濯機の稼働時間は、機種によって多少の違いはあるものの、標準コースで、およそ30分~45分程度です。当然ですが、洗濯機が止まってくれないと、次の工程に進むことができません。
洗濯の際に、洗い、すすぎ、脱水のそれぞれの時間を最短に設定して、洗濯機の稼働時間を減らしましょう。
洗う→5分
よほど頑固な汚れは、別として、通常の汚れは、5分程度洗濯機を回せば、問題なく落とすことが十分に可能で、です。それ以上時間をかけても汚れ落ちはそれほど変わらないようです。
すすぎ→1回(およそ5分)
すすぎは1回でOKという洗剤を使えば問題なく1回に短縮できます。
脱水→3分
通常は、標準コースで5分の設定になっています。薄手の衣類やポリエステル素材などの衣類は、脱水時間を短くしても問題なく脱水できますよ。しかも脱水時間を短くしたほうがシワになりにくいというメリットも望めます。
洗濯機に予約機能がついている場合は、干す時間に合わせて、あらかじめセットしておくことも、ぜひ押さえておきたいコツです。
例えば、寝る前にセットしておけば、朝は、洗い上がった洗濯物をただ干すだけでいいので、洗濯にかかる時間を大幅に短くできます。
必要とはいえ、洗濯物の仕分けは、何かと手間どって煩わしく感じる作業ですよね。特に忙しい場合は、なおさら手間に感じますし、イライラしやすいものです。そんな何かと手間な仕分け作業は、あえて忙しい時を避け、事前に済ませおきましょう。
仕分け用のカゴを複数用意しておいて、洗濯物が出た、そのタイミングで、仕分けして、カゴに入れていく、ということをくりかえします。洗濯物は、まとめて仕分けせずに、その都度仕分けするようにした方が、断然効率的です。
それぞれのカゴは、わかりやすいように色分けするか、ラベルなどを貼っておくと、仕分けも効率よく済ませられますよ。また、洗濯ネット洗いが必要な洗濯物は、あらかじめ洗濯ネットをカゴにセットしておくと便利ですよ。
洗濯物を干す時間を少しでも減らすためには、以下のような工夫を実践してみましょう。
1.洗濯機の近くに物干しハンガーを用意しておいて、可能な限りの洗濯物をその場で干してから、屋外に移動させます。もちろんすべての洗濯物を干し終えることができればベストです。
2.洗濯物は、かがまずに干せるように、洗濯カゴの置き場所を工夫してみましょう。
3.利き手でない方の手に、可能な限り洗濯物をかけておき、かけた物から順にどんどん干していくようにすると、一回一回、洗濯かごから出して干すよりもはるかに、作業がはかどりますよ。洗濯物をカゴから取り出す際に、ある程度、仕分けしながら干すものを選んでいくとさらに効率的です。例、靴下だけ、下着だけ、タオルだけなど。
今回ご紹介した洗濯を短時間で終わらせるコツに加えて、洗濯物そのものの数を減らすようにすれば、さらに効果的ですよ。例えば、忙しい時は、洗濯物を必要最小限に抑え、残りは、時間に余裕のあるときにまとめて洗う、という方法もおすすめです。
ライター:sion
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