りんごを四つ切りにして 、皮と芯をとります。
耐熱ボウルにりんごを詰め込んだら、砂糖をまぶしかけてラップをし、電子レンジ700ワットで5分チンします。
(かなりの煮汁が出るので、りんごの量は耐熱ボウルの縁ギリギリ以下に収めてください。)
ステップ 1 & 3の電子レンジ加熱中に、タルト生地を作ります。
ビスケットかショートブレッドをジップロックの中に入れて、粉々になるまで叩き潰します。
水を加えてジップロックの中で混ぜ合わせたら、空気を抜いて正方形に伸ばしたら、冷蔵庫で冷やしておきます。
ラップを外して、さらに4分電子レンジで加熱します。
耐熱ボウルを取り出し、リンゴ酸をたっぷり含んだ蒸気が蔓延した庫内をティッシュやペーパーで拭き取ります。
これをもう2回繰り返すと、りんごも柔らかく煮えて、庫内はピカピカです
次のステップに移る前に、このタイミングでオーブンを220度で余熱開始します。
りんごの身だけ一旦どこかに取り出し、煮汁だけを電子レンジ700ワットで2分間煮立たせます。
電子レンジのドアを開けて蒸気を逃してやり、煮汁がオレンジ色になるまでさらに加熱します。
煮汁がオレンジ色になったところでバターを加えてよく混ぜ、茶色くなるまで電子レンジ加熱します。
(オレンジ色の煮汁が茶色いキャラメルになるまでには、2分もあれば充分です。焦げて黒くならないように、こまめに色の変化をチェックしてください。)
りんごを耐熱ボウルに戻し、キャラメルと軽く混ぜ合わせます。
電子レンジで5分加熱します。
冷蔵庫からタルト生地を取り出し、ジップロックの端を切り開きます。
丁寧にジップロックから生地を剥がしたら、りんごの上からかぶせて、端の余ったところはボウルの壁面に沿うように下に差し込みます。
お好きな焼き色になるまで、オーブンで35分〜45分ほど焼き付けます。
もしタルト生地が焦げそうになってしまったら、上からふんわりとアルミホイルをかぶせれば大丈夫です。
(生地が多少割れてしまったり、端が重なってボコボコしてしまっても、あまり気にしなくて大丈夫です。むしろ蒸気を逃すために、生地に何箇所か穴を開ける必要があるので、少しくらい割れ目が出来てしまったらそのまま空気孔として放置してしまいましょう。)
オーブンから取り出したら、15分ほど室温で冷まします。
お皿をかぶせて両手でひっくり返し、トントンしてお皿にタルトタタンを移します。
あら熱が取れたら、冷蔵庫で冷やして完成です。
ちなみに冷蔵後で保管する時もそのまま耐熱ボウルをかぶせて置くので、耐熱ボウルはまだ洗いません。
ラップをかぶせてしまうと、キャラメル部分とラップがくっついてタルトタタンの形が綺麗に保てなくなる恐れがあるので、耐熱ボールをそのまま流用するのがオススメです。
食べ終わったら耐熱ボウルに少しお湯と重曹を入れて、お皿かラップをかぶせて5分ほどチンすれば、蒸気でキャラメルの焦げ付きが剥がれやすくなります。
本場フランスでは、タルトタタンに泡立てた生クリームを添えて食べるそうです。
日本で簡単に作りやすいように、タルト生地にビスケットかショートブレッドを使う方法にしましたが、パイ生地を使っても大丈夫です。
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