2歳児の”思いやりの心”を育む方法って

2歳児の”思いやりの心”を育む方法って
投稿日: 2018年12月11日 更新日: 2020年8月18日
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2歳児になってくると、身体的な面だけではなく、感情面でも保護者のサポートが必要になるといえそうです。お友達と一緒に遊べるようになるこの年齢ならではの「思いやりの心」をどう育んでいくのか、考えてみましょう。

2歳児の思いやりの心を育むには

イヤイヤ期真っ最中の2歳児。親にはもちろん、お友達にも思いやりの心なんてとても持てないのではないか、と思う人も多いのではないでしょうか。この時期になると、赤ちゃんの頃は見えていなかった周囲が少しずつ見えるようになります。ですが、まだ言葉はうまく話せません。だからこそ、お友達が持っているおもちゃが欲しい時には、奪ったり、噛みついたり、叩いたりと、目が離せない年齢でもあります。ですが、2歳の子どもたちにも思いやりの心はあります。そして、それを育てることもできるのです。

ママは悲しかったよ…など思いを伝えて

例えば、パパやママが悲しい思いをしたり、痛がっていたり、泣いていたりすると、「どうしたの?」「痛い?」「大丈夫?」と声をかけてくれることがあります。そんな時には、どうして悲しいのか、言葉で伝えてみましょう。例えば、子どもがお友達のおもちゃを奪ってしまい、相手が泣き出してしまった時には、頭ごなしに「ダメでしょう!」と言うのではなく、「ママは悲しいよ」と伝えてみましょう。また、逆に本人がつらい思いをした時には「嫌だったね」「痛かったね」と感情を言葉にしてあげましょう。すると、心が落ち着き、だんだんと「お友達にもしてあげよう」という思いやりの心が芽生えてくると言われています。

おもちゃも上手に取り入れてみて

2歳頃は、男女問わず人形遊びが好きな子が増えてきます。まだまだ自分が赤ちゃんのような年齢にも関わらず、大人のマネをして赤ちゃんのお世話をしたがるのです。人形のオムツを替えてあげたり、ミルクを飲ませてあげたり、服を着替えさせたり、抱っこひもや小さなベビーカーでお世話するなどといった遊びが楽しめるようになります。これも、思いやりの心を育てるよい機会です。乱暴に扱っていたら「赤ちゃんが痛いって言ってるよ」と声をかけたり、時には「足を怪我しちゃったみたいだから、ばんそうこうを貼ってあげようか」という遊びを取り入れたりするのもよいでしょう。各自治体が運営する児童館や子育て支援センターには、人形などのおもちゃがあるところも。知らない子と一緒におもちゃで遊ばせるのもいい機会です。親子で出かけてみてはいかがでしょう。


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