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もっとドラマチックに! ~「あっ」と思う写真を撮るポイント

もっとドラマチックに! ~「あっ」と思う写真を撮るポイント
投稿日: 2014年9月22日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 723
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2児の母です。 仕事をしながらお菓子教室に通って、あとは独学で勉強し...
長年、自己流ですが、カメラを趣味にしています。
お菓子やンドメイドの撮影、また、家族写真などを撮って楽しんでいます。中でも、好きなのは風景写真。

家族のアルバムをいつもフォトブックにしていますが、ただ、家族写真を載せるだけよりも、風景や、一緒に行った場所、花、素敵な建物、ちょっとしたモチーフなどを一緒に撮影して、編集しています。

より、ドラマチックな写真が撮れるように自分なりに気を付けているポイントなどをご紹介します。

フラッシュは使わない

これは自分の写真でほぼ共通していることですが、
よほどの状況ではない限り(結婚式の写真で暗転しているときや、完全逆光など)フラッシュは使いません。
フラッシュを使用すると、本来の色味が表せなかったり、いかにも記念写真ぽくなってしまって、臨場感にかけることが多いからです。

ISO感度で調節

フラッシュを使わないとどうしても、露出補正や多少の調節が必要。

そこで、「ISO感度」の数値を下げたり、上げたりして調節しています。
明るいところでは数値は小さく、100~400ぐらい。
暗いところでは数値を800~1600以上に大きくすると、きれいに撮影出来ます。
感度は上げればいいというものではなく、感度を上げると画像がどうしても粗くなるという欠点もあります。
なので、明るいところでは感度を低くしてなるべくきれいな状態を保つように。

ホワイトバランス

これもコンパクトデジカメ、デジタル一眼レフ両方についています。

「晴天」「曇り」「日陰」「白熱灯」など、色々なモードがあります。カメラによって多少違いますが、それらのマークに設定を持ってくると、同じ被写体(撮るもの)で同じ条件下でも、写真の色合いを調節することが可能です。

メーカーによって色味の違いはありますが、私のカメラですと、晴天モードだと白っぽく、曇り、日陰モードだとちょっと赤みがかった色に。
さわやかな色味にしたり、温かみを出したいなど、そのときによって使い分けています。

一歩でも前へ ~クローズアップ・接写

一歩でも前へ ~クローズアップ・接写

特にお花などは、なるべく寄って撮影しています。
被写体に近づいて撮ることで、美しさを表現するように。
バックが多く入るように奥行きのある構図も心がけて。
そうすると、より被写体が引き立ちます。

マクロレンズがなくても、簡単にできるのはカメラについている接写モードでの撮影。また、ズームを使うという手も。

ISO感度は100~400の間ぐらいを使用。
ホワイトバランスは「晴天」「曇り」など。

被写体だけではなく、バックや周囲に写りこむ色や背景も気にかけるとさらに素敵に。

記念撮影にならない縦構図を活用

記念撮影にならない縦構図を活用

どうしても横構図は記念撮影っぽくなりがち。
そこで、縦構図をよく用いります。
被写体にもよりますが、いつも撮っている写真を縦でも撮ってみると、またよりドラマチックな構図が生まれますよ。

人物を撮る場合も横だけはなく縦構図で撮影すると、記念写真っぽさからも簡単に抜け出せます。フォトブックにした時にもより素敵ですし、細く映る効果も。

広がりを持たせたい時は横構図 ~広角撮影

広がりを持たせたい時は横構図 ~広角撮影

広角撮影というのは、ズームではなく、引いて撮ること。
35mm~150mmぐらいあるレンズならば、その一番小さいほうの35mmの方を使用することで、空や景色の広がりをより表現できます。

上記では縦構図をお勧めしましたが、必ず縦がいいわけではありません。左の写真のような場合、縦に撮影すると雲の流れや広がりが表現できません。そういう場合は横構図で。

縦構図と横構図を撮りたいものに合わせて、使い分けるとアルバムも写真もより動きが出て素敵になりますよ。

被写体の大きさを感じる構図で

被写体の大きさを感じる構図で

こちらは大好きな航空機の撮影でのショット。

どうしても飛行機全体を入れたくなりますが、こちらは被写体の大きさを感じられるように切り撮影をしています。

写真の枠からあえてはみ出すように撮ることで、より大きさを感じたり、臨場感を感じることができ、ドラマチックに。

航空機が頭上を通り抜けているとしたら、空を多く入れてしまうと、その状況が伝わらない写真になってしまいます。
写真を見たとき、どんな目線で被写体を見ているのか、それが伝わる写真を意識するとより素敵な写真に。

ちょっとした、素敵なものを見逃さない

ちょっとした、素敵なものを見逃さない

カメラを撮ることを意識していると、ふとしたところに、素敵な看板、かわいらしいもの、ほっこりするものを見つけることができます。
そんな時には撮影してみると、写真にしたときに意外と素敵になったりします。

こちらは家族でぶどう狩りへ行ったときのショット。
ぶどう棚にぶら下がるランプがとっても素敵だったので撮ってみました。

「素敵な写真を撮りたい」の意識を持つと、お出かけもより楽しく、そして、普段見逃している風景もより美しく感じることができます。

光の海を美しく ~夜の撮影

光の海を美しく ~夜の撮影

こちらはイルミネーションでの撮影。
こういう場合は、三脚やレリーズ(カメラに取り付けて押せるリモコン。これがあるとぶれない)があるのがベストですが、子供がいて、荷物が多いとなかなか機材を運ぶのも撮影も一苦労。

フラッシュは使わない、しゃがんでひざの上に肘を置いて固定したり、寄りかかれる場所があるならそこを利用してぶれないように。
そして、こちらはあえて、一か所の木のライトによってそこをクローズアップして、後ろの光を玉ボケで光を表現。

ISO感度は1600に設定しています。

遠すぎて小さい被写体はトリミングして調節

遠すぎて小さい被写体はトリミングして調節

こちらは月を撮影したもの。
見ると結構なズームができるレンズで撮っているように見えますが、
実際の写真はかなり小さく月が写っています。
デジタルのいいところは、パソコンに写真を取り込んだ後で、編集ができるところ。

私の手持ちのレンズではズームに限界があったので、後でパソコンでトリミング(月を中心に囲んで、余分な部分をカットする)して、写真を保存し直しています。

その際は、必ず、加工する前に、写真をコピーして、元のデータも残しておくと安心です。

写真は技術も大切ですが、手っ取り早く素敵な写真を撮るコツは構図を工夫すること。
どんな風に表現したいのか。
今見ている風景の美しさをどう伝えたいのか、
そういうことに意識して撮ると、よりいつもの写真がドラマチックに。

その上で、カメラの簡単な設定なども活用してみると、写真もカメラもより楽しめますよ。

我が家の家族アルバムは1/3以上が風景写真。家族と見た美しい風景も一緒に想い出に保存すると、アルバムがより豊かなものになりますよ。


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