カトラリーとは、ナイフやスプーン、フォークなどの洋食器の総称のことです。カトラリーは、元々は、英語のcutleryの綴りからおわかりいただけるように、cut=切るもの=ナイフ類のことを意味していましたが、今では、フォークやスプーンも含めて、カトラリーと呼ばれるようになっています。
ちなみに日本では、木製のサーバーやトング、コースター、箸、箸置きなど、食卓で使われる小物類をすべてカトラリーに含まれる場合もあるようです。
カトラリーの種類は、料理ごとに使い分けられているために、およそ40種類以上ととても豊富ですが、日本の一般家庭で必要なカトラリーは、基本的に、デザートナイフ、デザートフォーク、デザートスプーン、ティースプーン、ケーキフォークの5種類で十分に間に合うと考えられています。
頭にデザートがついていても、必ずしも、デザート専用というわけではなく、前菜やメインディッシュの際の使用も可能です。日本人は、一般的に欧米人に比べ体格が小さいため、ディナー用よりもデザート用のサイズが使いやすいようです。
カトラリーの素材には、純銀、純白金、洋白銀、ステンレス製などがありますが、洋白銀、やステンレス製が一般的に多く使用されているようです。
カトラリーの場合は、極めて丈夫で壊れにくいことから、使うこと自体に支障が生じることは、ほぼ、ありません。ですから、使えるうちは使うという考えをお持ちの場合は、基本的に買い替えは不要と考えても問題なさそうです。
ただし、やはり消耗品なので、使い続けていくうちに、表面に細かなキズができる、光沢が失われる、細かなひびや欠けできるなどの変化があらわれます。そのような変化があらわれた場合は、使うこと自体に問題はなくても、一応、そのタイミングで買い替えを検討されてもよいでしょう。
また、長く使い続けていると、手にもなじみ愛着がわく場合ももちろんありますが、逆に、毎回同じだと、飽きてくる場合もあるでしょう。その場合も、気分を一新するために買い替えを検討されてもよいかもしれません。やはり、カトラリーは、よく使うものだけに、買い替えたことによるメリットは思いのほか大きくなるようです。
まさに、思い立ったが吉日で、マンネリを打破する上でも、飽きてきた時、あるいは気分を変えたい時こそが、まさにベストなタイミングといえるかもしれません。実際、カトラリーを一新したことで、料理の味が格段とよくなった!と驚くケースも。カトラリーを替えたことで、口当たりがよくなり、その結果、料理もより美味しく感じられるようになるのかもしれません。
カトラリーにも、いわゆるトレンドがあり、時代とともにフィルムやデザインなどもかなり異なっているようです。そのため、カトラリーの買い替えの時期をトレンドに合わせて決めるというのも一案です。ちなみに、最近は、細めかつ長めで、丸みのある、シンプルなデザインのものが人気のようです。
ライター:sion
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