流し台下は、通常、調味料や様々な食品がストックされています。そのため調味料の液だれや食品カスなどが流し台下の床を汚すことになりやすいのです。しかも、常に閉め切っていて、湿気や熱がこもりやすい流し台下は、カビや雑菌にとっては格好の棲みかでもあります。そのため、お掃除しないでいると、液だれや食品クズをエサに、カビや雑菌が大量に繁殖して悪臭を放つことになってしまうのです。
ちなみにこの原理は、生乾きの洗濯物が臭うのとほぼ同じです。
まずは、お掃除のために、雑巾(3枚必要)と台所用中性洗剤、アルコール除菌スプレーを用意しましょう。カビや雑菌は、生きているために、ただ単に汚れを取り除くだけでは不十分で、除菌する必要があります。
お掃除の手順は以下の通りです。
1.雑巾に台所用中性洗剤をつけて、それで調味料の液だれや食品のクズなどの汚れを拭き取ります。
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2.汚れを取り除いた後、別の雑巾で水拭きをして洗剤分を取り除きます。
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3.仕上げに、さらに別の雑巾にアルコール除菌スプレーをつけ、それで流し台下の床や側面、天井部分をすべて拭いていきます。
以上で、お掃除は完了です。
流し台下に、食品を詰め込みすぎていた場合、それぞれの食品から発する臭いが混ざり合って悪臭を放つ場合もあります。
この場合は、ただ単に臭いがこもっているだけなので、臭いの強い食品を取り出す、通気をよくする、消臭剤を置くなどの方法で解消できます。
流し台下には排水管も通っています。その排水管が詰まったり、流れにくくなったりすることで、食べカスや油、洗剤などが付着してぬめりが発生すると、それが悪臭の原因となる場合もあります。この場合は、市販のパイプクリーナーを使用することで、悪臭が解消します。
あるいは、排水管と流し台下の床面に隙間ができてしまっていて、その隙間から下水の悪臭が上がってくる場合も考えられます、この場合は、すきまを塞ぐことで、悪臭を解消させることが可能です。
お掃除後は流し台下の悪臭を予防するために、流し台下に重曹粉末を置いておきましょう。空き瓶などの適当な容器に重曹粉末200グラム程度を入れ、ふたをせずにそのまま置くだけでOKです防臭に加え、除湿効果も期待できます。交換の目安は、およそ1か月くらいです。流し台下の扉も、閉めっぱなしにせずに、時々は、開け放しにして、空気の入れ替えを行いましょう。
ライター:sion
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