アクリル素材は主にセーターなどに多く使用されています。シワになりにくく型崩れしないというメリットがありますが、毛玉や静電気が起きやすい、洗濯の仕方誤ると伸びてしまうというデメリットもあります。このデメリットを最小限に抑える正しい洗濯の仕方と干し方をご紹介します。
まずは、アクリル素材の衣類を見分けましょう。衣類には必ず表示タグが付いていますね。そこに、品質表示があります。アクリルと表示されているものがアクリル素材の衣類となります。
洗濯ネットに入れることで衣類が伸びてしまうことを防ぎます。また、衣類を必ず裏返しにして、丸めるように軽く畳んで入れましょう。こうすることで、毛玉ができるのを防いでくれます。
衣類を入れた洗濯ネットのチャックをしっかり閉め、そのまま洗濯機に入れます。洗濯コースは手洗いやドライにしましょう。水の流れが優しいので摩擦による毛玉を防ぎながら洗濯できます。洗剤は、エマールやアクロンなどを代表する中性洗剤がオススメです。
表示タグに手合いマークが付いている衣類は、手洗いで洗濯するのが必須条件です。
■洗い方
1、バケツなどの容器に40°程のお湯と洗剤を入れよく溶かします。
2、畳んだ衣類を入れて30~40回押し洗いをしましょう。
3、容器の洗剤液を捨て、衣類をくるくると丸めて水分を取ります。
4、容器に新しい水と柔軟剤を少し入れて30~40回よくすすぎます。
5、洗濯ネットに衣類を畳んで入れて、1分脱水して完了です。
洗剤は、中性洗剤にしましょう。
セーターなどの伸びやすい衣類の干し方は3つあります。
■干しネットで干す
セーターやニットに適した楕円形の平干しネットは、衣類をネットの上に置くだけなので伸びません。型崩れや伸びる心配がある衣類はこの干し方が最適でしょう。
■竿に干す
平干しネットがない場合は、竿に衣類を2つ折りにかけて、腕の部分を垂らさないように干します。腕の部分を垂らしてしまうと水分の重みで伸びてしまうので注意してくださいね。
■ピッチハンガーや洗濯カゴで干す
ピッチハンガーや洗濯かごで平干しのようにすることができます。ピッチハンガーの上や洗濯カゴを逆さまにした上に、衣類を広げて干します。この時、腕の部分が垂れないようにクロスさせるなどして伸びないようにしましょう。
アクリル素材の衣類を洗濯する時は、まず洗濯ネットを利用するのがオススメ。洗濯機のコースは手洗いかドライを選びます。また洗剤は、中性洗剤にしましょう。干す場合は、平干しが最適ですが家にあるものを代用して衣類が伸びないようにしましょうね。これらのポイントに気をつけながら、アクリル素材の衣類を正しい洗濯方法で洗ってください。
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