1. はじめに
建売住宅を購入して隣家との間に
仕切りフェンスをDIYしています。
庭に続く通りで約8mの距離があるところです。
ここは互いの目線が気になるところではなく、
境界として見えればOKな場所です。
そこで費用を抑えて見た目がいい
ウッドフェンスをDIYしてみました。
2. 初期の状態
引き渡し直後はコンクリートブロックが
一段積んである状態です。
さほどしっかりした基礎でなく高いフェンスは
建てられません。
そこでブロックの上に別のブロックを積んで、
そこにアルミパイプを建ててフェンスを
作ることにしました。
3. ウッドフェンス
フェンスの柱はコンクリートで固定するため、
腐食しないアルミパイプを使います。
木製柱だと腐食や虫食いなどでダメになり、
後で交換するのが大変です。
ここは耐久性に優れたアルミがおススメです。
横につける柵部分は野地板で作ります。
野地板は安くてDIY向きな材料です。
ここは後からでも交換するのが楽なところなので
好きな材料でいいと思います。
4. 作り方
まずは既存のブロックの上に新たにブロックを
1段積みます。
ブロックはコンクリートで固定しますが、
鉄筋を入れないため高く積まないで下さい。
コンクリートはセメントと砂、小石、水を
混ぜて作ることができます。
コンクリートが固まったら次はウッドフェンスを
作ります。
アルミパイプを連結してフェンス枠組みを
作ります。
その後に野地板をパイプに直接ビス止めします。
野地板の固定場所や枚数はお好みでアレンジOK。
野地板は事前に面を出したり塗装を
しておいて下さい。
最後にウッドフェンスをブロック穴に差し込み、
コンクリートで固めれば完成です。
フェンスを事前に作って後から固定するので
作業が楽にできます。
5. さいごに
このフェンスの費用ですが、コンクリートや
ブロック、野地板、アルミパイプ全て含めて
2万円でお釣りがきます。
また強度も十分で強めの台風でも
何ともありませんでした。
住宅のちょっとしたアクセントに
如何でしょうか？
詳しい作り方や作業様子はこちらから
見ることができます。
http://www.frame-diy.com/2018/05/13/post-15821/
ブロックを一段積む
既存のブロックの上にモルタルを塗って、
新たにブロックを一段積みます。
この時、既存ブロックを少し水で濡らして
モルタルの水分が取られないようにします。
目地処理は積みながらできればいいですが、
私は最後にまとめて行いました。
ウッドフェンスを作る
アルミパイプを並べてコネクタで仮止めします。
この時、一度ブロックに置いて全てのパイプが
穴に入るように位置を調整します。
次に野地板を直接ビス止めします。
野地板は乾燥させて表面を磨き、塗装してます。
パイプ柱が動かないように野地板を2本以上
固定して下さい。
最後は仮止めしたコネクタとパイプを
外せばOKです。
ウッドフェンスの固定
組み立てたウッドフェンスをそのままブロックの穴に入れて垂直を出し、コンクリートで一気に固めます。フェンスを事前に作ることで野地板の取り付けや位置出しがとても楽にできます。
これで完成です。
コツ・ポイント
ウッドフェンスを事前に組み立てて、その後にブロックに固定する事で短時間で簡単に作業できます。
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