中古洗濯機を自分で設置する場合に、意外と見落とされやすいポイントです。漏電や感電防止のために必ず取り付けましょう。取り付け方法は以下の通りです。
1.カバーを外す
コンセントの下にあるアースカバーを、ドライバーなどで外します。
2.金属のネジを少し緩める
カバーを外すと出てくる金属のアースネジをプラスドライバーなどで少し緩めます。
3.アース線を差し込んでネジを締める
緩めたアースネジの金属部分に、アース線の先を最し込み、その後ネジを締めます。
後は、外したカバーを元に戻せば完了です。さらも、アース線が外れないかどうか軽くひっぱってみて確認しておくと安心です。
使い始める前に必ず行っておきましょう。全ての工程のボタンを押してみてランプが点灯するか、給水や脱水が問題なく行えるかどうかなどの確認が必要です。
実際に、動作確認に問題があるのに、知らずに、いきなり洗濯を始めてから途中で止まってしまったというトラブルも、少なからず発生しているようです。
洗濯物が入った状態で止まってしまうと、片付けなどの処理も大変です。問題なく動くかの確認をお忘れなく。
動作確認をして問題がなければ、次は、洗濯槽の洗浄を行いましょう。たとえ見た目が新品同様にキレイであっても、洗濯槽の内部がカビだらけという場合もありえるからです。
・洗濯槽の洗浄方法
市販の洗濯槽クリーナーを使用すれば簡単に行えます。洗浄方法も、通常の場合、洗濯槽ギリギリまで水を入れた後、洗濯槽クリーナーを投入し、数時間放置したあと、浮いてきた汚れを丁寧に掬い取った後、衣類の入っていない状態で、標準コースの洗濯を行うだけと、いたって簡単です。(詳細については、各洗濯槽クリーナーに添付されている取扱い説明書をご確認願います)
もし、分解解洗浄処理済みと明記されている場合は、基本的に、洗濯槽の洗浄は必要ありません。分解洗浄とは、文字通り、洗濯機を分解して、高圧洗浄機などを使って、洗濯槽の裏側の細部まで洗浄することです。洗濯槽クリーナーでは落としきれない汚れも落ちているはずです。ただ、その場合も、念のために、洗濯槽の洗浄を行っておくと、より気分よく使えそうです。
中古洗濯機は、分解洗浄処理されていなくても、洗濯槽の裏側が汚れていない場合ももちろんあります。汚れ方については、実際に使用していた方の、使用環境や使用頻度、手入れの仕方などによって大きく変わってくるようです。いずれにせよ、中古洗濯機を使い始めた後に不都合が起こらないように、事前に行うべきことはしっかりと行っておきましょう。
ライター:sion
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