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ただ掃除するだけでは不十分?梅雨のカビ対策で気をつけたい点

ただ掃除するだけでは不十分?梅雨のカビ対策で気をつけたい点
投稿日: 2018年6月22日 更新日: 2018年6月22日
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『助家事さん』は株式会社タスカジ( https://taskaji.jp/)が運営する...
確かにお掃除は、カビ対策として一定の効果が期待できます。しかし、カビの繁殖が盛んになる梅雨は、ただお掃除するだけでは不十分。そこにきちんとしたカビ対策をプラスする必要が出てきます。そこで今回は、梅雨のカビ対策を踏まえながらお掃除する際に、気をつけたい点をご紹介します。

カビ対策として、ただお掃除するだけでは不十分な理由

その理由をひとことでいえば、カビが生き物だからです。確かに、お掃除すればカビの汚れは落とすことができます。しかし、掃除して見た目はキレイになっても、生きのびたカビによって、またすぐにカビが繁殖してしまうのです。

特に梅雨は、カビが猛烈な勢いで繁殖するため、お掃除したそばから、またすぐにカビが生え出し、お掃除そのものものも追いつかないことになりやすいのです。そのため、梅雨は、ただのお掃除ではなく、カビを繁殖させないように気をつけながらお掃除することが大切になってきます。

カビの繁殖を抑えるために気をつけること

カビは、「湿度」「温度」「栄養」の3つの条件が揃った時に爆発的に繁殖します。

1.湿度

カビは湿度の高い状態を好みます。特に湿度が65%以上になるとカビの活動が活発になります。ちなみに梅雨時の湿度は、通常70%程度で、80%になる場合も珍しくありません。

そのため、梅雨時は、家の中の湿度を可能な限り下げる(50%が理想)工夫が必要です。湿度を下げる方法としては、窓を二か所開けてこまめに換気する、エアコンの除湿機能を活用する、扇風機を回す、炭を置くなどが有効です。

2.温度

カビが活動可能な温度は、0℃~50℃と実に幅広いです。特に20℃~30℃の範囲が最も活発に活動できる温度になるようです。

こまめに換気する、扇風機をかけるなどして、空気の流れを良くする方法が有効です。お風呂場などの水回りは、50度以上の熱湯をかけるとカビを死滅させることできます。

3.栄養

食べカス、垢やフケ、ホコリ、壁紙、塗料、石けんカスなど。カビの栄養源となるものは家の中にあふれています。

カビの繁殖を抑えるためには、こまめに掃除を行って、可能な限りカビの栄養源を減らすことに加え、除菌を行う必要必要があります。除菌は、消毒用アルコールをスプレーし拭き取るだけと比較的簡単にできますよ。

お酢でも代用可能です。お酢を使う場合は、一対一の割合で水で薄めたものを使用しましょう。

特に3つの条件が揃いやすい場所のお掃除を念入りに

部屋の隅、家具の裏側などは、空気がよどみやすく、またホコリも溜まりやすいので、カビが繁殖しやすいです。同じく、梅雨時に限っては、壁や天井、窓サッシなどもお掃除しておくと安心です。

コツ・ポイント

このほか、エアコンのフィルター、キッチンのシンクや浴室、トイレなどの水回りのお掃除もこまめに行っておきましょう。いずれの場合も、換気を徹底し、拭き掃除の際は仕上げに乾拭きしてよく乾かしておくことが、梅雨のカビ対策として外せないポイントです。

ライター:sion


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