「雪国まいたけ」でおなじみの株式会社雪国まいたけ(なんと会社名になっているんですね!)では現在色々なキノコを扱っていますが、その中の1つが「雪国えりんぎ」です。
昔は見かけなかったキノコですが、いつの間にか一般的に浸透していたエリンギ。実は食べたことはあっても、どう調理していいかわからず、我が家の食卓にはほとんど上がったことはありませんでした。
エリンギは、もともと日本にあったキノコではなくヨーロッパから入ってきたそうで、日本で大量生産されるようになったのはやはり近年のようです。キノコ界のニューフェースですね!
1993年に愛知県林業センターで初めて人工栽培が行われ、それ以降各地で栽培が進んだそうです。
株式会社雪国まいたけでは年間1万トン規模の生産能力のある大規模な工場による大量栽培技術を確立し、平成14(2002年)年5月より生産をスタート!
ということは、ちょうど16年になるんですね~。我が家の長男が今16歳なのでその頃ってことか~と考えると急に親しみがわいてきました(笑)
エリンギの特徴と言えばこの姿。(それにしても大きい!)
傘は小さめで太い足の色白ぽっちゃりさん。初めて見た時はびっくりしました。なんて大きなお化けキノコ!
そしてマツタケやアワビにも似ていると言われるコリコリとした食感。
えりんぎは茎をたべるきのこということで「雪国えりんぎ」は茎を太くカサを小さく栽培することを目指しているのだそうです。まさにそうなっていますね!
そしてほかのエリンギとの違いとして水分量があります。「雪国えりんぎ」の水分量は87~88%(一般のえりんぎは90%前後)。これが食感が良さを生み出しているのだとか。
また、鮮度が落ちにくく、えりんぎの栄養素をより多く摂れるようになります。
※2~3%の違いってそんなに大きいの?と思われると思いますが…水分が1%多いときのこ本体の重量は約10%減るそうです(同じ全体重量の場合)
味や鮮度、栄養などいろんな面で優れた品質を目指して作られているんですね~♪
価格は変動すると思いますが、この日は
¥258(2018年5月末)
なんとこのパックは500g入り!
(見るからに大きいですけど)
小学1年生の末っ子が持つと完全に顔が隠れてしまいます。
大中小と大きさは違いますが本数で言うと9本入り。
通常スーパーで見かけるエリンギって2本くらい入りで¥100~150くらいだと思うんですけど…どう考えてもお値段が違い過ぎます!
ネットスーパーやチラシで確認してみたら。やっぱり100gで¥98~158くらいが多そうです。ということは500gも入っていたら¥500以上はするってことですよね?つまり…コストコの「雪国えりんぎ」は相場の半値くらい???安すぎませんか???
(もちろん変動しているとは思いますよ!この日の価格での個人的な見解です)
私は野菜にプロではないので鮮度がいいかどうか、品質がいいかどうか正確にわかるわけではありませんが…
えりんぎの鮮度を確認するポイントは
✳白い(黄ばんでいない)
✳笠や茎がしわしわしていなくてつやがある
✳パックに水滴がついていない
改めてみると…このパックはすべてクリアしているように見えます。
次の日にはこんなに水滴がついていました!たった1日で!
ということはやっぱり売り場に陳列していた「雪国えりんぎ」は新鮮だったということですね~
それにしてもたった1日で‥‥キノコの水分量ってすごいです。
水滴がついていたからもう食べられないってことはありませんが、やはり鮮度が落ちると食感が損なわれたりするので2~3日で食べた方がいいようです。もちろん変なにおいなどしなければもう少し経っていても大丈夫だとは思いますが…できれば美味しいうちに食べたいものです。
保存方法は冷蔵保存が基本です。コストコでも冷蔵スペースで陳列されていました。
濡れると傷みやすくなるので水に触れないように保存した方がいいです。
数日中に食べきった方がいいのですが、なんせ大きなパックなので食べ切れなさそうなときは早めに冷凍保存しておくのがおススメです。
パックにも「知って得する!冷凍ワザ」と掲載してあるんですよ~♪
キノコは全般的に冷凍することによって細胞が壊れて旨みが出てくると前から知っていましたが、えりんぎは雑味が少ないのでより旨みを味わうことができるそうです。
冷凍保存するときに気を付けた方がいいのは、調理する形にカットしてから冷凍すること。
丸ごと冷凍して、自然解凍したら…水分量の多いエリンギがどうなるか想像したらかなり残念ですよね。旨みごと水分が流れてしまうので冷凍のまま調理することが必須です!
なので即使えるようにカットしてからジップロックなどに入れて冷凍庫へ。
カチンコチンになりますが広げて凍らせればバラ冷凍状態になります。使いたい分だけ出して使えるのでとっても便利。
冷凍すると旨みは増しますが食感は多少変わってしまうので煮込み料理など向きます。
エリンギは切り方で食感や見た目が変わり、バラエティー豊かに活用できます。
縦切り、輪切り、乱切りetc色んな変化を堪能したいですね♪
今が旬の新じゃがとエリンギをガーリックの香りを効かせてソテーしました♪
材料(2~3人分)
・エリンギ…150g(小さめ3本)
・新じゃがいも…300g
・にんにく…1~2片
・ハーブソルト
・油
新じゃがを1cmの厚みに輪切りし、フライパンに少し多めに油を入れて揚げ焼きにし、両面こんがり焼いて取り出す。
スライスしたにんにくをフライパンで炒めて香りが出たら縦切りにしたエリンギを入れて強火で炒める。
エリンギに火が通ったら新じゃがを戻して一緒に炒めてガーリックソルトで味付けして完成。
砂糖、醤油で和風に味付けしてもOK♪
一見ホタテのようにも見える、輪切りのエリンギを使って作ります。
材料(2~3人分)
・エリンギ…太め2本
・小麦粉…大2~3
・パン粉…適量
・油…適量
エリンギの茎を輪切りにする。
小麦粉を水で溶いて付けてからパン粉を付ける。
フライパンに1cmほど油を注ぎ、揚げ焼きする。
表面がカリッとしたら取り出して油をきる。
弱火でじっくり焼くと、エリンギの水分が出てきてしまうので少し強火でした方がいいです。
塩をかけたり、ソースを付けたりしてお召し上がりください。
我が屋の次男はキノコ類がちょっと苦手。大きくカットすると頑張らないと食べられませんが、このエリンギは美味しい!とパクパク食べられました♪アツアツのうちにどうぞ~♡
冷凍エリンギを使いました。水分が出る前に仕上げるよう強火で炒めてください。
材料(2人分)
・豚肉…150g
・エリンギ…100g
・白菜…2~3枚
・小葱…2本
・しょうが
・砂糖
・醤油
白菜、小葱は食べやすい大きさにカットしておく。
フライパンで豚肉を炒め、火が通ったら白菜、エリンギを加えて強火で一気に炒める。最後にすりおろしたしょうが、砂糖、醤油を加えて味付けし、小葱を散らして完成。
和風味付けにしましたが、中華味でも洋風味付けでもOK!
*エリンギのレシピ特集はこちら*
https://kurashinista.jp/feature/detail/1329
エリンギ自体の旬は9月~1月ですが工場での管理栽培のため、1年じゅう出荷されています。
出荷量も価格も安定して供給されているので、もっと活用したいですね♪
エリンギは強い香りなどはないので和洋中華、何でも合います。
切り方によっても食感も変わり、自由自在な食材。
お得に買ってもっと活用したい食材です。
それにしても…コストコの価格が安くてびっくりしました。冷凍保存もできるので、大きなパックでも余裕で使い切ることができますよ~♪
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