それは、ズバリ「寝付きがよく&朝スッキリ」につきます。なんだか神経が高ぶって寝付けない、途中で目が覚める、朝ダルくて仕方がない…という人は良質な睡眠がとれてない証拠。さらに、午後2~4時に眠くなるのは自然なリズムなので大丈夫ですが、それ以外の時間で眠気が止まらないという人も黄信号です。なお睡眠の時間は、よく8時間と言われますが、個人差がかなりあり、「寝付きがよく&朝スッキリ」ができているのなら6時間でもかまいません。
始めたいのは、眠りにつくときの習慣を見直すこと。まず絶対にやめてほしいのは、「暗がりのなかベッドのなかでスマホをいじる」こと。このスマホの強い光が脳を覚醒させ、眠りにおちにくくさせてしまうのです。反対にぜひ、始めてほしいのはリネン類を放湿性が高く肌に心地いい綿にすること。特にパジャマは楽だからと化学繊維のジャージの人も多いようですが、綿のパジャマにシフトを。眠っている間人は汗を大量にかきますが、ベタつかないため快適、眠りを妨げません。
お風呂ではシャワーだけの「カラスの行水」よりも、湯船にしっかりつかろう――よく冷え性解消のアプローチとして耳にしますすが、いい睡眠を得る上でもこれは欠かせません。それは、「ストンッ」と眠りに落ちるには体温が低下することが必須なのですが、入浴で身体の芯から一度温め体温を上昇させると、その後しっかり体温も下がりやすいため。この体温の上下をしっかり生み出せるのは、シャワーでなく入浴だからこそ、というわけ。
さて、ここまですれば『ストンと眠りに落ち、翌朝スッキリ』はかなり近づいたはず。でも、もうちょっと積極的にアプローチしたい、という人はある栄養素を意識的に摂ってみてください。
それは、アミノ酸の一種「グリシン」、摂ることで睡眠の質が向上することが最近の研究で明らかになっています。
身近な食品で「グリシン」が多く含まれるのは、エビやホタテ、イカといった魚介類。これらを使った1品を夕飯に加えるといいでしょう。ソテーして、ドレッシングをかけるだけで立派な1品になりますよ。
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