お子さんの視力のことを考えると、子供部屋の照明器具を選ぶ際に最もこだわるべきは明るさの均一性です。これは、成長過程にあるお子さんが、大人よりもはるかに光の影響を受けやすいためのようです。特に、子供部屋の中で、明るい場所と暗い場所の差が大きすぎると、お子さんの視力低下を招きやすくなるので要注意です。
子供部屋のどの場所にお子さんがいても、影ができず、同じ明るさの光が届けられるシーリングライトが適しています。
デザイン性に富んだものが多いペンダントライトは、どうしても明るさが部分的になるため、子供部屋の照明器具としては、あまり適していないようです。ライトの数を増やせば、明るさを均一にすることが可能ですが、その分、光熱費がかさみますし、光の調整がしづらい点が難点といえるでしょう。
子供部屋の照明器具は、明るければそれでよいというわけではありません。照明は明るすぎても暗すぎても、お子さんの目に悪影響を及ぼす心配が出てきます。明るさを段階的に調整できるタイプを選ぶようにされるとよいでしょう。
また、子供部屋の照明の色調は、起床時や勉強中は、スッキリとした明るさのある昼白色が適しています。しかし、就寝前は、お子さんが眠りの体勢に入りやすくなるオレンジ系の柔らかい色調の電球色が望ましいです。そのため、色調も切り替えることができるかどうかをチェックされることをお忘れなく。
子供部屋の照明器具を選ぶ際には、安全性を重視して選ぶこともとても重要です。万が一のことを想定して、破損する怖れがないものを選びましょう。例えば、電球がむき出しになっている照明器具や、ランプを覆うシェードが、ガラス製の照明器具は、破損のリスクが高いため避けるようにしまよう。
シェードは、アクリル製やプラスチック製のものを選ぶと安心です。
さらに、白熱ランプやハロゲンランプは、高温になるため、取り扱いを誤ると、火傷や火災のリスクも生じます。特に、直接手で触れる怖れのあるスタンドやフロアライトには、避けた方が賢明です。
もちろん、子供部屋の照明器具としては、お子さん自身に喜んでもらえるような、デザインのものを選ぶことも大切です。照明器具を取り扱っているメーカーの公式サイトには、無料で子供部屋の照明器具の理想的なプランが作成できるツールが用意されているところも多いので、そのようなツールを利用されてみてもよいかもしれませんね。
ライター:sion
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