ペットボトルで孫に似た五月人形(武者人形)を作る。

1、ペットボトルで兜を作る。

前回投稿の『ペットボトルで兜を作る。』を参照します。

ペットボトルで兜飾りを作る。

2018年3月22日

お茶のペットボトル（２L)を使って兜飾りを作りました。 今から作りはじめても十分に5月の節句に間に合う様に、5月人形飾り（鎧兜の人形）の作り方を紹介します。（３回に分けて作り方を紹介しますので見てください。） １回目は簡単に作れる名前旗を作りました。　3月17日投稿すみです。 　　　　『5月飾りの名前旗を作る。』　こちらも確認して頂けたら幸いです。 　 ２回目は今回の投稿分です。 　　『ペットボトルで五月飾りの兜飾りを作る。』　次回の鎧と合わせて五月人形に使用します。 ３回目は『ペットボトルで五月飾りの鎧兜人形を作る。』を3月末日までに投稿を予定しています。 　追加として　付属の刀飾りと槍の飾りも投稿を予定しています。 　　　　

2018年3月22日

２、鎧の胴の部品を作る。

①　お茶のペットボトル（２L)の口の部分をカットする。（この部分は廃棄する。）
②　ペットボトルを3つの部分にカットする。
●　上から約12cm程度の部分(胴の部品として使用する。)
●　まん中の約14cm程度の部分(腰の部分に巻く鎧の部品として各サイズにカットして利用する。)
●　残りの約2cm程度の部分(使用しない。)

③　胴の部品の両脇を下側約6cmｘ上側約3cmの扇型にカットする。

④　胴の部品の全面に両面テープを貼り付ける。
⑤　その上に銀色のスパンコール（L）を平らな面を内側にして脇のカットした上から隙間なく下の端まで貼り付ける。
⑥　斜めの部分の前と後に赤のスパンコール（L)を上から隙間なく銀色のスパンコールの所まで貼り付ける。

⑦　スパンコールの上に約1.5㎝程度の間隔を空けて全体に細い紐（オーロラコート）黄色を細い両面テープで貼り付ける。
⑧　胴の部品の周囲全体にラインコード（黒又は黄色）を両面テープで貼り付ける。
　※　スパンコールの端のはがれを防ぐ目的もあるのでしっかり接着する。

⑨　胴の周りに貼ったラインコード（黒又は黄色）のはがれを防ぐ目的で内側からホチキスで止める。
※　ホチキスの針の出っ張りをペンチ等でつぶす。

３、鎧の腰の部品を作る。

①　胴の部品でカットした残りのペットボトル(14cm)で腰の回りの部品を作る。
②　ペットボトルの四隅をカットして4つに分ける。
③　下から約8cmと約６cmにカットする。
④　8個にカットした部品の中で凹凸の少いもの５個を腰回りの部品に使います。

⑤　カットした腰の部品5個に両面テープを全面に貼り付ける。
⑥　スパンコール（L）黒を上から隙間なく貼り付ける。
（※　スパンコールの色は好みにより赤でも良い。）
⑦　各部品の周囲をスパンコール（L）赤を両面テープで貼り付ける。
（※　スパンコールの赤を中央に使ったら周囲は黒にする。）
⑧　はがれ防止の為接着剤等で角部分に塗る。

　

⑨　ステッチテープの15mm幅を長さ７cmに10本カットする。
⑩　各部品に2本づつ先端2cmを両面テープで貼り付ける。
⑪　ホチキスで裏側に外れない様に止める。
⑫　裏側にフエルトの黒を両面テープで貼り付ける。　　

⑬　腰の部品（5枚）を胴体部分に取り付ける。
　・　一番幅の広い部品を胴の後ろにする。
　・　胴の四隅に他の部品を1枚づつ取り付ける。
⑫　取り付けはステッチテープの両端から2cmに両面テープを貼り取り付ける。
⑬　ホチキスで裏側に外れない様に止める。
⑭　裏側にフエルトの黒を両面テープで貼り付ける。
⑮　胴体全体と腰の部品全体に透明のスプレーを吹き付けてスパンコールのはがれを防止する。　　

4、腕と手と足の部品を作る。

（１）炭酸系のペットボトルを大きく３つにカットする。

①　口の部分はそのまま残して上から12cmの所でカットする。
(首から肩の部品に使用する。)
②　まん中の部分は約16cmの所でカットする。
(左右の腕の部品に使用する。)
③　下の部分が約5cm残る。
(左右の足と肩の部品に使用する。)

(2) 細部の部品をカットして作る。

＜腕の部品を作る。＞
①　まん中の部分を縦方向にカットし幅約15cmを２枚作る。
②　それを幅10cmにカットする。
(カットした部品を丸めて両面テープで貼り、ホチキスで4箇所止める。（左右の腕を作る。)
③　腕の部品の上から約3cm程度の所にV字にカットして曲げる為の肘の部分を作る。

＜両手と両足のすねの部品を作る。＞
①　腕の部品でカットした残り（幅約5cmｘ長さ16cmの部分）の（片方）を左右の手の形にカットする。
②　もう片方を長さ約8cmにカットして左右の足のすねにする。（このままの形で使用する。）

＜両足と両肩の部品を作る。＞
①　３つにカットした下の部分（ペットボトルの底の部分）を凹凸に合わせて５つにカットする。
②　２つを扇方に広げて両肩用に使用する。　
③　２つを内側に丸め両足に使用する。　
④　足の部品に（前工程でカットした）すねの部品を両面テープで貼り付ける。

（３）各部品にフェルトを被せる。

①　左右の腕の部品に茶色のフェルトを横11cmx長さ18cmにカットして両面テープで貼り付ける。
②　腕の部品を曲げた形にする為に幅2cmｘ長さ15cmにカットした茶色のフェルトを腕の上下に両面テープで貼り付ける。
③　足の部分に黒のフェルトを横11cmx長さ5cmにカットして両面テープで貼り付ける。
④　すねの部分に茶色のフェルトを横10cmx長さ11cmにカットして両面テープで貼り付ける。

（４）肩の部品にスパンコールを貼り付ける。

①　全面に両面テープを貼り金色のスパンコール（L)　を隙間なく貼り付ける。
②　周りに銀色のスパンコール（L)を貼り付ける。

５、その他の部品を作る。

＜腕と肩を取り付ける部品を作る。＞
①　お茶のペットボトル（２L)の口の部分をカットする。（この部分は廃棄する。）
②　上からの約5cmの部分でカットする。
③　口の部分を（首の部分が入る（3.5cm程度）に
広いく空ける。
④　ペットボトルの広い側を首の穴より約3cm程度残し周囲の角を切る様に楕円形にカットする。
⑤　全体に両面テープで上から黄色いフェルト（幅10cmｘ長さ14cm）を裏表面に貼り付ける。

＜膝から前を守る（前だて）を作る。＞
①　ペットボトルのまん中の部分で幅5cmx長さ6cmの部品を2枚カットする。
②　全面に両面テープを貼り上からスパンコール（L）赤を隙間なく貼り付ける。
③　周囲をスパンコール（L）黒を両面テープで貼り付ける。
④　はがれ防止の為接着剤等で角部分に塗る。
⑤　裏側に黒のフェルトを両面テープで貼り付ける。
⑥　ステッチテープの15mm幅を長さ７cmに2本カットする。
⑩　先端2cmに両面テープを貼り付ける。
⑪　ホチキスで裏側に外れない様に止める。

＜頭の部品を作る。＞
①　プラスチック製のたまご（イースターエッグ　大）の下の部分に穴開ける。
（ペットボトルの口の部分が入る穴径3cmを開ける。）
②　頭の部分にフェルトの黒を被せて髪の毛にする。
③　前面に目と口をマジックで書き込む。

６、全体の部品を組み立てる。

（１）上半身をくみたてる。

①　腕と肩を取り付ける部品に腕のフェルト部分を両面テープで貼り取り付ける。
（※　取れない様に上からホチキスで固定する。）
②　両肩の部品（銀色のスパンコールを貼った肩の部品）を両面テープで貼り付け、取れない様に上からホチキスで固定する。
③　（ペットボトルの口の部分を残した部品）に（腕と肩を取り付けた部品）を口の部分から通してセットする。
④　頭の部分を差し込む。
⑤　兜を頭に被せる。

(2) 下半身を組み立てる。
①　足の部品の上に（膝から前を守る部品）前たてを両面テープで貼り付ける。
②　ホチキスで裏側に外れない様に止める。
③　胴体の正面に両足の（前たて部品）を両面テープで貼り付ける。
④　外れない様にホチキスで裏側に止める。

（３）完成した鎧兜に装飾品を付ける。
①　胴体部分の正面と前たての中央部分にクラフトパーツレース柄を両面テープで貼り付ける。

（４）台座に完成した鎧兜をセットする。
①　角形５号の植木鉢を逆さまにして台座として完成した鎧兜を上に載せて全体の形を整える。

７、完成した五月人形を飾る。

前回の投稿で作った名前旗と鎧兜の武者人形を合わせて飾ると立派な五月人形になります。

同じ作り方でもスパンコールの色を変えると違った感じになります。

次の投稿で付属の（刀と槍飾り）の作り方を紹介します。