ドラム式の洗濯機は少量の水で叩き洗いをして洗濯していますが、この叩き洗いがゴワゴワにする原因になっています。特にタオルはタオルの繊維であるパイルが寝てしまうとゴワゴワになってしまいます。
叩き洗いをすると当然パイルは寝てしまいますし、水も少量なので繊維が泳いで立ち上がることもありません。ですからドラム式の洗濯機はゴワゴワになってしまいやすいのです。
洗濯物をフワフワにしてくれるはずの柔軟剤がゴワゴワの原因になるなんて!と驚きませんでしたか?柔軟剤は衣類の繊維を滑らかにしてくれるものです。タオルはパイルが立っていることでフワフワになるので、柔軟剤を使ってもあまり効果は無いんです。それどころかパイルが抜けやすくなったり、水を吸いにくくなったりすることもあります。タオルは別にして洗う方がおすすめです。
洗剤を目分量で適当に入れていたり、多く入れすぎたりしてはいませんか?少なすぎても汚れは落ちませんが、たくさん入れてもよりきれいになることはなく、水に溶ける量も限度があるのですすぎ切れず、衣類に洗剤が残ってしまい、黒ずみやゴワゴワの原因になることもあります。洗剤の量はしっかり量って適量を守り使用しましょう。
タオルをフワフワにするコツはパイルだと紹介しましたが、洗い方を工夫するとパイルが立ちます。まずは柔軟剤を使用する回数を減らすこと。特に新しいタオルに柔軟剤は必要ありません。10回に一度くらいの頻度で柔軟剤を使うと良いでしょう。
すすぎの際にクエン酸を使うのも効果的です。40~50リットルの水に対して小さじ1杯程度入れます。
洗剤を中和してくれるのでフワフワになりますよ。
脱水が終わったタオルはできるだけ早く干します。タオルを干す時は、タオルの端を持ち、パタパタと大きく20回程度振ると、空気を含んでパイルが柔らかくなります。少し面倒に感じるかもしれませんが、この一手間がフワフワになるコツです。
さらに、日光は繊維を固くしてしまうので、できれば日陰の風通しの良い場所に干しましょう。また、乾燥機にかけて乾燥させると、回転していることでループが立ち、フワフワになりますよ。
洗濯機を回す時に、衣類をたくさん詰めていませんか?衣類をたくさん詰め込まず、洗濯槽に余裕を持った量を入れましょう。詰め込み過ぎると衣類同士が擦れて傷んでしまいます。タオルは擦れることでパイルが寝てしまします。
更にたくさんの水で洗うことで、衣類同士が絡まらず、擦れないので傷みにくくなります。ドラム式洗濯機で洗うときには、洗濯ネットに入れて洗うことで予防できます。簡単にできるので試したいですね。
いかがでしたか?ゴワゴワになる原因はたくさんあるんですね。柔軟剤が原因になっていたなんて、意外で驚きました。調べてみるとフワフワにするコツも簡単で少し気を付ければできそうなものばかりです。
衣類やタオルは肌に直接触れるものですから、ちょっとしたコツで工夫して気持ち良く使いたいですよね。是非参考にしてください。
ライター:sion
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