洗濯機本体にあるこれらの箇所が汚れていると、その汚れが洗濯物に付着して雑菌が繁殖しやすくなります。また、洗濯機能の低下にも繋がり、衣類の汚れ落ちが悪くなる場合も。
これらのパーツは取り外し可能なので、取り外してぬるま湯につけて、歯ブラシなどでこすると汚れをキレイに落とせます。基本的に洗剤は不要です。
洗剤カスがたまりやすい箇所です。キレイな軍手をはめて、大きな部分は手のひら全体で、で、細かい部分は五本の各指を使って、汚れを拭き取って落としていきす。手の届かない部分は、歯ブラシや綿棒などを使ってみましょう。
洗剤や柔軟剤がこびりついて落ちにくい場合は、60℃程度のお湯をかけて溶かすと落ちやすいです。
洗濯槽専用クリーナー、衣類用の酸素系粉末漂白剤、台所用塩素系漂白剤などが洗剤として使用可能です。酸素系は、発砲力に優れ、洗濯槽にこびりついた汚れを落としやすいです。ただし、酸素系と塩素系を混ぜると有毒ガスが発生するため、厳重注意です。
洗濯槽の掃除の手順は以下の通りです。
1.洗濯槽いっぱいにお湯をはる
40℃~50℃くらいのお湯を洗濯槽の最高水位まで入れます。お風呂の残り湯でも大丈夫です。その後、洗濯機を数分程度動かし排水せずに止めます。洗濯槽の汚れをお湯でふやかして落としやすくするためです。
2.洗剤を投入する
投入量は、それぞれの洗剤に記載されている量をご確認願います。洗剤投入後は、洗剤をすみずみまで行きわたらせるために、15分程度洗濯機を動かしてから止め、そのまま数時間放置します。長く放置すればするほど汚れ落ちがよくなります。
3.浮いてきた汚れを取り除く
放置後、10分程度洗濯機を動かし排水せずに止めます。浮いてきた汚れをネットなどで掬い取ります。排水溝を詰まらせないために、このプロセスは念入りに行いましょう。
4.通常通り洗濯機を動かす
洗濯機を通常通り動かして排水させます。仕上げに新しい水でもう一度通常通り洗濯機を動かして排水させれば終了です。
「つけおき洗いコース」や、「洗濯槽コース」がある場合は、そのコースを使用しましょう。
いかかでしたか? 洗濯機のお掃除は、月1回のペースが理想です。定期的にお掃除して洗濯機をキレイに保つことで、衣類の汚れ落ちもよくなり、洗濯機本体も長持ちしますよ。
ライター:sion
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