左右あるいは上下をつっぱることが可能な場所は、すべて突っ張り棒で棚を作ることができます。例えば、洗濯機の上から天井までの空間は、格好の収納スペースになります。突っ張り棒は、伸縮自在なために、空きスペースのサイズに合わせて長さを変えることができる点が最大のメリットです。
また、洗濯機のサイドと壁、あるいは、洗濯機と洗面所の間の狭いスペースも、工夫次第で収納スペースとして活用することが可能です。この場合は、まず2本の突っ張り棒を上下(天井から床)に並行に並べ、それぞれの突っ張り棒と突っ張り棒の空間に棚を作るという方法を試すことができます。
突っ張り棒は、バネ式とネジ式に大別できます。バネ式は、中に内臓されているバネの反発力によって突っ張らせる仕組みです、取り付けが簡単で、突っ張れる場所さえあれば1人で取り付けることができます。
ただ、耐荷重はそれほど大きくないため、あまり重いものは載せられませんし、軽い物でも載せ過ぎに注意が必要です。
ネジ式は、ネジでポールの長さを固定するようになっている分、バネ式よりも重いものを載せることができます。ただし、取り付けがやや面倒で2人で作業する必要が出てきます。
突っ張り棒を数本並行に並べるだけという、いたってシンプルな方法です。突っ張り棒と突っ張り棒の間隔を限りなく狭くし、敷き詰めるように並べることで、棚の役割を果たしてもらえますよ。
空きスペースによっては、その上に同様に並べて、2段、3段と重ねてゆくこともできます。実用性を最優先し、短時間で簡単に棚を作りたい場合におすすめです。
2本の突っ張り棒を並行に並べてその上に木の板をのせるだけ、というこちらも簡単にできる方法です。
突っ張り棒だけで棚を作る場合と同様に、2段、3段と上に重ねてゆくことも可能です。木の板の変わりにすのこを使うと、おしゃれな感じを出せますよ。
2本の突っ張り棒を並行に並べて、その上にワイヤーラックを敷くという方法でも簡単に棚ができますよ。
ワイヤーラックの代わりに、ワイヤーのカゴを双方の突っ張り棒にひっかけていくという方法もおすすめです。
洗濯機サイドの上下に平行に並べた突っ張り棒と突っ張り棒にワイヤーのかごをひっかけていくと、ワイヤーかごの棚を作ることができますよ。
このほかにも突っ張り棒の上に乗せるものをいろいろと工夫することで、個性豊かな棚を作ることができますよ。棚ができれば、最も出し入れしやすいように、それぞれのアイテムの置き場所も工夫してみましょう。
ライター:sion
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます