クリーニングから戻ってきた衣類カバーがかけられている洋服を、そのままクローゼットに保管していませんか?キレイにカバーが施されているため、そのまま保管しても大丈夫と思いがちですが、実は、衣類のためには、好ましくありません。
クリーニング屋さんが使用している衣類カバーは、ホコリよけにはなりますが、通気性が悪く湿気がこもりやすいため、そのままの状態で長期保管するのは適していません。
衣類カバーの素材は、不織布と布の2種類に大別できます。
不織布製カバーは、見た目もシンプルで価格もリーズナブルなため、クローゼットなど見えない場所にさたくさんの衣類を収納するのに便利です。ただ、基本的に一回使いきりで、汚れたら、新しいものに交換する必要があります。
布製カバーは、デザイン性に富んで見た目がおしゃれなものが多いため、ハンガーラックや壁など、見える場所の収納に適しています。また手洗いが可能なので、繰り返し使うことができます。
衣類カバーのサイズは、丈の長さによって、ロング丈とショート丈に大別できます。
ロング丈はロングコートやワンピースなどの保管に、ショート丈は、ジャケットやスーツの保管に適しています。
メーカーによっては、さらに細かくサイズ設定されている場合もあります。いずれの場合も衣類のサイズに合わせて最適なサイズを使うことが大切です。
最適なサイズを選ぶことで、収納スペースを効率よく使うことができますし、衣類カバーのサイズをそろえて並べると、ショート丈の下に空間ができるため、そこを新たな収納スペースとして有効活用できますよ。
衣類カバーは、主に以下のようなタイプに分類できます。お手持ちの衣類の使用頻度、収納スペース、使い勝手のよさ、コストなどを考慮して、最適と思えるタイプを選びましょう。
ファスナータイプ
ファスナーで開け閉めするタイプです。ホコリや汚れをシャットアウトしやすいため、長期保管するのに向いています。特にサイドにファスナーがついているタイプは、衣類を掛けた状態で、出し入れできるので便利ですよ。
前合わせタイプ
大きく開くために、ハンガーなどに吊るした状態でも、出し入れがしやすいです。使用頻度が高く、普段よく使う衣類のカバーとして最適です。
マチ付きタイプ
ハンガーに厚みがある場合や、ダウンジャケットや毛皮のコートなど衣類そのものに厚みがある場合の使用に適しています。
衣類を複数まとめて収納できるタイプです。1着ごとに収納するより、収納スペースを節約できる点や、1着だけ入る衣類カバーよりも低コストな点が魅力です。
いかがでしたか?今回ご紹介した方法を、衣替えの時はもちろんのこと、大切な衣類の保管の際にも、参考にしていただければ幸いです。あと、長期保管される場合は、防虫対策についてもお忘れなく!
ライター:sion
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