洗濯機の排水トラブルの原因は、主に、排水溝のつまり、排水ホースつまり、洗濯機内部の排水経路のつまり、洗濯機本体の故障の4点に分けることができます。それぞれの対処法についてこれから一緒に見ていきましょう。
以下の手順で、排水溝を掃除することで解消します。
1.排水ホースを外す
排水溝に接続されているエルボ(直角に曲がったプラスチックのパイプ)のネジを取り外せば簡単に外れます。
2.排水口のトラップを外し中の汚れをとりのぞく
排水ホースを取り外してから、排水口の蓋を取り外すと、「排水トラップ」と呼ばれる部分が出てきます。さらに、この排水トラップを取り外すと、中に多くの汚れがたまっていますから、ゴム手袋などを使用して、まずは、それらをすべて取り除きましょう。
3.詰まりを取り除く
排水口の中に重曹をたっぷりと入れ、その後お酢もたっぷりと入れます。発砲してから15分放置した後、バケツに水を入れて流します。
排水ホースが老朽化している場合は、新しいホースに交換すればそれで解消します。新しいホースに交換しない場合は、中のつまりを取り除きましょう。排水口のつまりと同じ要領で、重曹とお酢を使ってつまりを取り除くことができます。
出てきたゴミやホコリをキャッチする必要があるので、ゴミ袋の中に排水させるか、お風呂場で排水させるようにしましょう。
洗濯機には排水弁と呼ばれる、洗濯機に水をためる時や、排水するときに作動する部品があります。この部分にゴミやホコリがつまって、排水できなくなるケースがあります。
この場合の対処法は、以下の通りです。
1.洗濯機にたまった水を取り除く
バケツなどで洗濯機にたまった水を取り除きましょう
2.重曹とお酢を投入し脱水させる
排水口、排水パイプと同じ要用で、洗濯機に重曹とお酢を入れて、数分放置後、脱水します。
上記の対処法を試してみても、トラブルが解消しない場合、洗濯機本体の故障が考えられます。電気系統の故障は、専門的な知識や技術が必要になるため、専門業者に依頼しましょう。
保障期間内であれば、無料で修理してもらえるので、保証書の内容を確かめることもお忘れなく。
洗濯機の排水トラブル対処法と原因は、いかがでしたか? 従来型の洗濯機に比べると、ドラム式の洗濯機の方が、使用水量が少ない分、勢いよく排水できないために排水口にホコリや汚れがたまりやすくなるようです。そのため、必要なメンテナンス(洗濯槽の掃除やフィルターのお手入れなど)を怠ると、排水トラブルを起こしやすくなるので気をつけましょう。
ライター:sion
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます