別の仕事をしながら兼業できるものを探していたので「スケジュール調整含め自分でコントロールできる」という点でタスカジのお仕事は魅力的に感じました。
直接メッセージをやり取りするので、既存の家事代行サービスよりも依頼者さまとの距離が近いのがいいですね。特に整理収納のお仕事は、こういう形でコミュニケーションが取れるからこそ成り立つのではないかと感じています。
長い方ではもう2年半以上継続してお伺いしていますが、そういった依頼者さまからも「レビュー」という形で毎回フィードバックをいただけるのでとても励みになります。
もちろんお仕事なのでときに失敗もあります。いいこともそうでないこともダイレクトに自分に返ってきますが「何に気をつけて今後どう努力すればいいのか」がはっきりわかるのは本当にありがたい環境だと思っています。
−−なるほど。やはり自分のスケジュールをコントロールできて、兼業もしやすいのが、タスカジさん、ライターでも変わらないのは魅力なんですね。
現場の仕事は楽しくてやり甲斐に溢れていますが、経験が増えるにつれ、得た経験を形に残したいとも感じるようになっていました。……かといって自分でブログを開設するのも難易度が高く、どうしたものかと思っていたところに「家事代行の現場に出ているタスカジさん自身が発信するメディア」として「助家事さん」ができると聞き、しめた!と思い(笑)即応募しました。
依頼者さまの悩みや、その背景にある収納の使い方の問題点・解決方法にはパターンがあるのを実感していたので、そういう「整理収納・現場のホントのところ」を広く共有していきたい、と。そうすれば自宅のことで困っている方にも、お仕事としての整理収納に興味を持っている方にも、役に立てるんじゃないかと思いました。
−−自分でブログ立ち上げなくても発信ができる場に、タイミング良く参画できましたが、出版したいといつ頃から考えていたのでしょうか?
自分の仕事が形に残るといいなぁという思いの先に「出版」という目標はありました。いつの日か……と夢見つつ、ノウハウを整理しながらコツコツ記事を書きためていくつもりでした。相当先のことだと思っていたので、お話をいただいたときにはとても驚きました。
記事もまだまだ書き始めたばかりだったので、ストックが少なく、限られた時間で経験をノウハウにまとめていく作業は想像以上に時間がかかりました。現場では手を動かしながらできることも「誰にでもわかるように説明する」って大変なのだとつくづく感じました……。
また、この本では収納のコツや作業実例を手描きのイラストで解説しているのですが、自分のためになんとなくノートに描いていたものを出版用のイラストに仕上げるのに、何が完成なのか悩みましたね。
整理収納にはコレ!という正解はないと思っています。依頼者さまのお悩みに対しては、解決の手段・可能性はいくつかあって、どれを選ぶのかは依頼者さま自身。わたしたちの仕事は「いかにいろいろな選択肢を見せてあげられるか」というところに価値があります。
ーーまずは出版おめでとうございます! 味のあるイラストで自然と親近感がわくので、片付けするぞ! という気になりますね(笑)本の発売日前にsea(しー)さんのイラストが見れるのは助家事さんだけ。過去の記事をまとめてご紹介します。
sea(しー)さんのプロフィールはコチラ→https://taskaji.jp/user/profile/2551
・今日からあなたも収納名人!クローゼット収納をスッキリするコツ→http://taskajisan.taskaji.jp/696/
・ゴチャゴチャするおもちゃが驚くほどスッキリする収納のコツ→http://taskajisan.taskaji.jp/746/
・知らないと損!クローゼットで衣類が取り出しやすくなる収納術→http://taskajisan.taskaji.jp/848/
・モノが溢れる悩みを解消!カウンター下収納の超優秀な活用法→http://taskajisan.taskaji.jp/891/
予約がとれない家政婦としても活躍中のsea(しーさん)の収納術について詳しく知りたい方は、ぜひ3月2日発売の本を手にとってみてくださいね。
ライター:sion
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