小学生になると「友達から学び。友達に教える」と周りを意識して頑張る事が増えます。
それは優越感というのではなく「友達と同じ事ができる!」そんな感覚なんです。
でも、自分の能力以上の事を周りから求められたり、人と自分を比べ過ぎるとそれが「劣等感」になってしまいます。
だからこの時期は
「頑張る!」というやる気と、
「できない↓」の不安の間で、
子どもの心は振り子の様に行ったり来たり。
自分に自信を無くした時、ママは出来れば家でエネルギーを補給できるようにしてあげたいですよね^^
小学生位からのお子さんが【家は安心してゆっくり出来る場】と感じるための、環境づくりのポイントは、
「ウロウロ」と「自分の城」
「ウロウロ」は
ちょっと隠れられる場所で、一人で気持ちを落ち着かせたり、反対にみんなでワイワイ話しが出来たり、「家族となんとなくつながっている」を感じながら、家を自由に行き来出来る環境。
そして「私は私」と家の中で自分の居場所が確認できる
「自分の城」
のような場所。例えば、子どもが自由に自分の好きなものがおける部屋のコーナーや、家族の物が混在しない、自分だけの空間。
犬のマーキングのように、自分のテリトリーがある事で「私はここにいてもいい存在なんだ」と、人は感じるのです。
学校の用意や身の回り支度。
「もう小学生なんだから、自分で出来るようになりなさい!」
と、ママは思う事も多いですよね。
でも【振り子の心】の小学生。それもいったり来たりの繰り返しなんです。不安になると急に甘えてきて、今まで出来ていた事ができなくなる事も。
そうやって、子どもは不安をやり過ごしていたりするので、
「やるぞ!」
と思っている時は徐々に手を離し、任せて見守る。
「できない↓」
の時は、一緒にやって寄り添う。
そのバランスが大切かと。その「いい具合」は難しいですが、それを探っていくもの、親子にとって大切な過程かもしれませんね^^
小学生は自立に向けて、すすんでいる時期。「親のそばにいたい気持ち」と「親をうとましくなる気持ち」の中でもゆれています。でも「できない↓」と、心が弱った時に、それをうけとめ、支えてもらえる家の環境があると、また安心して「やるぞ!」と、元気に外に出ていけるのかもしれませんね(*^▽^*)
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