こちらは自分で栽培したトマトを使うというのがテーマでした。
トマトは湯むき、各材料はひと口大にカットする。
チキンは子供にはちょっと切りづらいのでこの時はから揚げ用のもも肉を。
オリーブオイルにガーリックのスライスを入れて香りを移し、チキンは塩コショウをして下味をつけて両面を焼き、野菜を入れ。
白ワイン、コンソメ、水、ケチャップで煮込めば完成。
タイマーを使ったり、沸騰したら、保温調理器に入れるなどすると安心。
こちらは材料や調理についてメインに考えるというテーマで作りました。
餃子はお手伝いでもよくやっていたのですが、こちらも野菜のみじん切り、材料の下ごしらえから餃子のたね、包み、焼きまですべて子供が一人で作りました。
調味料の特徴、たとえば塩はタンパク質をつなぐ効果があり、お肉のつなぎの役割を果たすこと、なども教えながら。
難しい場合はたね作りから包むまでにしてみても。
難しいところは手伝ったり、だんだん自分できるようになったら、やらせてみたり、上達度に合わせて。
なすは表面を斜めに切り込みを入れて格子にするように、
オクラは塩ゆでにしてからカットするように教えて自分で。
なすの揚げるのは危ないのでこれだけお手伝い。
この時はオクラはどうやって実るかについてクイズを出したり、
なすの表面に切り込みを入れる理由を伝えたりしながら作ってもらいました。
麺つゆ+お出汁で割ったおつゆをかけて完成。
お料理は包丁、火、お湯など危ないことも多いので、
慣れるまでは火を使わない調理(レンジ調理器を使用、または切るだけの簡単なもの)のものにしたり、
包丁も難しい場合は、手でちぎれる素材を使ったり、キッチンばさみを利用すると安全にできたので、子供にもなれないうちはそのように教え、
できるようになってきたら、ゆっくりと道具の使い方を教えました。
野菜の切り方も上達具合に合わせて、簡単な切り方から。
お料理歴も進んでいくと子供でも簡単な魚介の下ごしらえや野菜の下ごしらえも上達します。
作っている様子を写真に撮ってあげると、実際の様子も分かるのと、
作り方をメインに宿題にする場合は作っている工程の写真も手元を撮ったり。
また、作り方や作って食べた感想以外にも、材料の産地、有名な産地を調べる、素材の栄養素を調べる、料理のルーツについて調べるなど、お料理と素材に関することを調べてみても楽しいと思います。
一番伝えたいのは「作る楽しさと有難さ」
当たり前のように食べているものは当たり前ではないということ。
また、素材の特徴も知っていると興味が広がります。
「トマトは湯むきするときれいにむけるよ」
「あさりの塩抜きは砂に潜っている状況を作らないとあさりが顔を出さないから暗くしてあげるんだよ」
「夏野菜は体を冷やし、冬野菜は体を温めるから、旬を食べると理にかなっているよ」
作るアドバイスと共に、その素材の持つ特徴や、栄養についても教えながらそばで見守るようにしています。
もともと好き嫌いは多くありませんでしたが、苦手だったピーマンや茄子も自分で料理を作るようになってからおいしく食べられるように。
また、より食べることに興味を持ったり、人に作ってもらったときにも、入っている素材や調味料を当てたりなど、普段から食に関心を持つようになってきました。
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