・味付けは濃い目にする
砂糖や醤油、塩などの調味料には、菌の繁殖を抑える働きがあります。作り置きする場合は、それらの働きを強化すべく、通常よりも調味料を多めに加えて味を濃くしておくことが必要になります。
・十分に加熱する
調理の際に十分に加熱して、中までしっかり火を通して、菌の繁殖を防いておきましょう。
・酢を効かせる
ピクルスや酢の物のほかに、通常の煮物にも加えておくだけで格段に日持ちします。
・汁気を飛ばす
煮物などはしっかりと煮詰めて汁気を飛ばしておきましょう
・保存する容器を消毒する
保存する容器は、食器用洗剤で良く洗ってから、熱湯をかけて消毒し、その後しっかりと乾かしておきましょう。保存する容器は耐熱性が高く密閉できるものがベストです。
上記の作り置きのポイントさえしっかり押さえておけば、基本的にどんな野菜でも作り置きをすることが可能です。その中でも特に冷凍保存できて、様々な料理に幅広く活用できる野菜は、作り置きに向いている野菜といえるでしょう。
にんじん
緑黄色野菜であり根菜類であるにんじんは、数ある野菜の中でも最も作り置きに向いている野菜といえるかもしれません。一年中入手できる、栄養価が高い、お値段が手頃、と3拍子揃っているうえに、和洋中とどんな料理にも使える手も魅力です。
ナムル、ピクルス、サラダ、きんぴらと、にんじんの作り置きレシピもそれこそ数限りないくらいバリエーションが豊富です。彩も華やかなので、お弁当の一品としても重宝しますよ。
ごぼう
こちらもにんじんに勝るとも劣らないくらい作り置きに向いている野菜といえるでしょう。常備菜の定番中の定番でもあるきんぴらごぼうをはじめ、酢ごぼう、たたきごぼう、ナムル、サラダ、ごぼうの肉巻きなど、煮ても茹でても炒めても美味しくいただけます。
ピーマン
ビタミンCをはじめ栄養豊富で、緑黄色野菜のエース的存在です。濃い目に味付けすると独特の苦みが和らぐ点も作り置きに向いています。一年中入手しやすく、お値段もお手頃なので大量に作り置きできる点も魅力です。
きんぴらなどの炒め物、胡麻和えや塩昆布和えの和え物としてたくさん作り置きしておくと、夕食の副菜、おつまみ、お弁当のおかずなど幅広く活用できます。
かぼちゃ
ビタミンA(βカロチン)ビタミンCビタミンEがバランスよく含まれていて栄養満点です。煮物、炒め物、サラダ、揚げ物と、様々な料理に活用できます。
食材としていったん茹でてから冷凍保存することもできます。しかも、冷凍しても美味しさが損なわれにくい点も魅力です。
時間の余裕のあるときに、なるべくたくさん作り置きしておきましょう。そうすれば、それらをいろいろと組み合わせることでオリジナルのアレンジレシピが、それこそ数限りなくできちゃいますよ。ぜひ一度チャレンジされてはいかがでしょう。
ライター:sion
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