子供の性格等々によって多少の程度の差はあれど、必ず通るイヤイヤの時期。特に「魔の2歳児」の時期など、「~しようね。」と言った途端、条件反射のように返ってくる“イヤ!!”に疲れはててしまったことはありませんか?
そんなとき、「どっち」という言葉で聞いてみてください。
自我がしっかりしてきて、「こうしなさい!」と言われると反抗したくなる子供も、「どっち?」と聞くと、“自分で決めた”と言う気持ちから素直に反応することがあります。
例えば出掛けるとき。
「靴をはいてね。」に対して「イヤ!!」 と言う子供に、「どっちの靴を履く?」「どの靴を履いてお出掛けする?」というように。
ここで大切なのは、“靴を履くか、履かないか”ではなく、“履く”ことを前提として質問すること。
Yes、Noで答えられない、“イヤ!!”では返事にならない質問をすることです。
→②に続きます。