浸水時間が必要なのは、蒸し器で蒸す場合です。
炊飯の場合、吸水しやすい餅米に合わせていつもの米研ぎより手早く済ませます。
いつも念入りに時間をかける人も、できたら5分程度で終わらせてすぐに炊飯スイッチオン!
水加減ですが、小さい子供さん達の場合は炊飯器のメモリ通で。
搗くと餅になりやすく、冷めても固くなりにくい柔らかいお餅になります。
力のある子供達なら通常の餅つきに使う固さでもいいでしょうから「おこわ」のメモリで。
(「おこわ」メモリがない場合は1合につき水180ml)
注意:餅米をはかる時、米専用カップ(容量180cc)使用がおすすめ。山盛りにすくってからすり切りします。
米を押し込めたり揺すったりトントンと底を叩いて米の密度を上げると量が変わってしまうのでNGです。
専用カップがないならスケールでもOK。1合150gとして計ってね。
杵(きね)の代用になる麺棒を子供の人数分用意して、清潔なバケツに水をはってつけておきます。
100均ショップで丁度良い長さのものが購入できます。
子供さんが1人なら親子で2〜3本、我が家は子供の人数分で4本、多い時は姪や甥と一緒に8本で搗いたこともあります。
臼(うす)の代用になる大きめのボウルは内側を濡れ布巾で拭いておき、ボウルの下にクッションとして新聞紙やタオルを敷いておきます。
合い取り(あいどり)の代用になるしゃもじも小さめボウルに水をはってつけておきます。
搗き立ての温かいお餅を頂くのが醍醐味!
餅につける素材を先に用意してテーブルにセットしておきます。
味付けは定番、洋風、オリジナルなど色々楽しんでください。搗き立てのもちをのっけてゆくので、カレー皿くらいの器に用意。
我が家で今ヒットしているのは明太子マヨネーズ、バター醤油、焼きベーコン、のり塩ふりかけです。
おしる粉や雑煮で食べても美味しいです。
炊飯器の内釜のままでも搗けますが、容赦のない子供の力で搗くので傷つけるおそれが(^^;)
炊きあがった餅米はボウルに移してしゃもじでいくらか練りまとめます。
それが済んだら合い取り役がボウルをおさえ、その周りに子供達に集まってもらい、全員一緒に搗いてもらいます。
歌ったり、かけ声を合わせながら、時々棒を水につけながら。
様子をみながらしゃもじで餅をかえしたり、麺棒にくっついた餅をこそげとってあげます。
触ってもやけどしない程度の熱い湯を餅の入ったボウルに入れて一口大に皿に取り分けてゆきます。
湯が熱いうちはしゃもじで切り取って手で丸めると上手に取り分けられます。
取り分けをしたい子がいれば、湯がぬるくなった頃に手伝ってもらいます。
お皿から好きな味のお餅を取って召し上がれ。
大きな子はエプロン着用で、園児なら遊び着(スモック)着用で、作業前には皆で手洗いしてもらってね。
入園前の子は大人が手を添えて、気分だけでも楽しめると思います。
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