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野菜たっぷり? 栄養たっぷり? 愛情たっぷり弁当

 野菜たっぷり? 栄養たっぷり? 愛情たっぷり弁当
投稿日: 2017年9月29日 更新日: 2017年9月29日
閲覧数: 474
19 この人たちがステキしました
ステキをしている人
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力を抜いてゆるゆるでいこう🎵
子供たちが独立し、今はお弁当を作ることはないのですが、
たまーに、当時のことを思い出して写真を見返すことがあります。
お弁当の写真を見るだけで、「あのとき、あんなことやこんなことがあったな。」と思い出す・・・
じーんときたり、クスクス笑ったり。一生懸命、作ったなぁと。。
そんなお弁当を、一部、ご紹介しますね。

我が家の下の娘は、体が小さいんです。
ゆえに、食も細い。
少しでも食べてもらいたくて、たくさん作るけど、逆効果。
「量が多い」というだけで、食欲が失せるらしいです。

食が細い子、好き嫌いのある子は、
「なんでもいい。美味しければ。」と言うけど、
かなりこだわりが強いのだと思います。

そして、味覚が敏感! 
器に対しての料理の量、色合いは、特にこだわっていると思います。
料理の具材の正体を知ることも、重要だと思います。

てんこ盛りの盛り付けは、見ただけでおなか一杯になり・・・
自分の知る色合い、好きな色合いからかけ離れると、食欲が失せる・・・
正体のわからない料理は、怖くて手が出せない・・・など。
好き嫌いを解消させたい思いもあるので、小さな知恵を使い、失敗しながら(笑)、工夫した記憶あり。

小さな丸い二段弁当箱は、娘が選びました。
ご飯も食べてほしいけど、いろいろな食材を食べてもらいたい。
そんな思いで、小さいサイズにはご飯を詰め、大きいサイズにおかずを詰めています。

おかずは、ひと口ずつの量。
それを、3品か4品。それが精いっぱい。
食材は、一種類でも多く。
体は小さくても、中身はぎゅっと詰まってるんだぞ! って。。

娘はたぶん、母の想いに気づいていないと思いますが、
空っぽになったお弁当箱が、想いが伝わった証拠だと思って、また次の日もお弁当を作りました。
「今日のは美味しかったわ。」という声が聞こえたら、「よっしゃー!」と心の中でこぶしを握って。
(娘の生意気発言は、一瞬、棚の上に置いてのこぶしです。じゃないと、意味が違うこぶしになる。笑)


*忙しい朝に、一品ずつは作れません。朝作るものもありますが、多くは、作り置きです。夕飯を多めに作り、お弁当用に取り分けてから、残りを夕食としてだします。

ごはんは、タイマーを使って炊き立てを用意。しっかり冷ましてから、蓋をします。ごはんを冷ます時間を除けば、10分、15分で完成のお弁当でした~。

材料 (1人分)

  • [一段目]
  • <鶏肉の甘辛炒め>
  • 鶏の胸肉 :1/3~(適量)
  • めんつゆ、砂糖 :各少々
  • <ズッキーニの炒め物>
  • ズッキーニ :3~4cm分
  • :1個
  • 塩、コショウ :各少々
  • <酢の物>
  • わかめ(戻す) :適量
  • かにかま :1~2本
  • 玉ねぎ :薄切り5枚位
  • :適量
  • [二段目]
  • 白米 :1合分
  • 梅干 :1個
  • 黒ゴマ :適量
  • [別容器]
  • お好みの果物(スイカ、キーウィ) :適量

一段目(左)

鶏肉の甘辛炒め
 鶏肉を一口大に切り、めんつゆと少量の砂糖で味つけ。

ズッキーニの卵とじ
 ズッキーニをスライスして炒め、軽く塩、コショウ。
 卵を割り入れ、ざっと一緒に炒めます。

酢の物
 戻したわかめ、割いたかにかま、玉ねぎスライス(水にさらして辛味とる)を
 市販の美味しいお酢で味つけ。

*自分で調味する酢の物が一番美味しいです。
でも、忙しいときは、市販の”美味しいお酢”を使う手あり! です。

*一段目におかずを詰めたのは、二段目よりもわずかに大きいから。そんな理由もありますが、
「ふたを開けたとき、ご飯だったらがっかり。」
という娘の意見を尊重し(笑)、ふたを開けたら「美味しそうなおかず♪ やったー!」・・・と思えるように。
食が細い子、食に厳しい子(好き嫌い)は、「見た目よく」は、重要ポイントみたいです。(笑)

二段目(右)

白米と梅干と黒ゴマ

*白ご飯が好きで、おにぎりも「塩むすび!」という子。
ふりかけで誤魔化せないけど、梅干は、ギリOK。
黒ゴマでお化粧して、「見た目よく」を実現しましたっ!(笑)

別保存容器

果物
 スイカを一口大に。
 キーウィは太めの輪切り。

*いわゆる付録。
時に多すぎて食べ残すこともありますが、果物は文句言わずに食べてくれました。
おかずやご飯とは、明らかに食感が違い、自然な甘さの果物は、喜んで食べてくれた気がします。
ただし、入れ過ぎは禁物です。

好き嫌い克服!

小さいときから、食のバランスに気を付けて育ててきました。
それでも、拒否されることも多々で。

赤ちゃんがですよ!
凄くないですか!?(笑)
そんな”特徴”を、マイナスとは捉えませんでした。

「私の腕が試されている」と受け止め(笑)、
受け入れられたときの達成感♪ としました。
その達成感は、そんなに感じないまま大人にしてしまった気がしていましたが、娘が一人暮らしをするようになり、気が付きました。
ーー「食べてる!」(笑)

そして、これまでは、「いらない」と言っていたものを
「いるいる! お弁当に入れるから(食材)ちょうだい。」と。
これは、達成感を得た経験と言っていいでしょう♪

コツコツコツコツ。
焦らず、コツコツ。
マイナスをプラスに替えて、コツコツ。
子育て、食育のコツは、コツコツだったと、子育てを終えて気が付きました。

コツ・ポイント

野菜を多く、食材を多く、たんぱく質も忘れず。
あれこれ入れ過ぎて、名前のない料理になったとしても、
娘の好みの薄味で、いろんな食材をお弁当に詰めることを意識していました。
腐りにくい食材を入れること、汁が出にくい調理法もポイントです。


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