1歳の誕生日を迎える頃には、運動能力が上がり、好奇心が高まってきます。大人の言葉を徐々に理解できるようになったり、自分で考える力が養われたりするのもこの頃。安心安全で、楽しめるおもちゃを与えたいと考えるママは多くいますが、せっかく買ってあげても、中には全く興味を示さないことも…。この時期、多くの子どもが喜ぶおもちゃは、コップや積み木など、重ねたり取り崩せたりするものや、ルーピングやクレヨン、手押し車など、0歳児に比べると種類や数が増えることが特徴です。
保育園に通うママも、そうでないママも、子どもが園でどんな遊びをしているか、その詳細はわからないものです。毎日、子どもの遊びを見守っている保育士の中には、市販に限らず、おもちゃを手作りする人も。手作りのおもちゃの魅力は、楽しみながら日常の動作が学べること。例えば、着替えの際に行うボタンやマジックテープ、スナップの付け外しを練習できるようなおもちゃがあります。また、家にあるもので作れるバトンを使って、音楽を流しながら踊れば、家庭でもリトミックが楽しめます。お金をかけずに魅力的なおもちゃを作る、保育士のプロの技を紹介しましょう。
3本をトライアングルのようにして、ボタンをつけたり外したりできるおもちゃです。
■用意するもの…フェルト1枚、ボタン3つ、針と糸 ※ボタンは、子どもが喜ぶような動物や花などがあるとベスト。なければプレーンなものでもOK。
(1)フェルトを10センチくらいの短冊に切ります。1枚を3本に切り分けましょう。
(2)1本目のフェルトには、両端にそれぞれボタンを付けます。2本目のフェルトには、右端だけにボタンを付けます。
(3)左端はボタンが入るくらいの穴を開けましょう。切り込みを入れたら、かがっておくと安心です。3本目は、両端に穴を開けます。
音楽に合わせて子どもが遊べるバトン。軽いので、振ったり回したりして遊べます。
■用意するもの…ラップやキッチンペーパーなどの芯、新聞紙2枚、ガムテープ※ガムテープは、赤や青など色付きのものがあるとベスト。
(1)新聞紙を丸めてボール状にします。ボールを2つ作りましょう。
(2)芯の両端に丸めたボールをガムテープで付けます。
(3)芯にもガムテープを巻いて、全体を覆って補強します。
自分でカンタンに着脱できるスカートは、着替えの練習にもなります。
■用意するもの…子どもの腰回りを覆えるくらいの布、ゴム、針と糸
※布はレースなどにしてもOK。
(1)布を横に置き、上部の3~5センチを折り込んで縫います。
(2)1にゴムを通して、スカートの完成!
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