「転んでもただでは起きない」とか「ハングリー精神」というやつですね。
この考え方の利点は、直接やり返せないような人に対しても使えるということです。
相手が上司や恐い人であったら、仕返しをするとか、
反論して言い返すということはできない場合もあります。
火に油を注いでしまうとか、「反抗的な奴」とレッテルを貼られてはたまりません。
これではますます自分が不利になってしまいますからね。
そのようなリスクがあるときでも、これは実行可能なことです。
嫌いな人と接しているときに、
「落ち着きましょう」「冷静になれ」
とアドバイスされても難しいことだと思います。
すでに嫌な気持ちでいっぱいですから、
その気持ちをなかなか簡単には抑えられないものですから……
そこでまったく違った発想、
「元を取るという気持ち」になりましょう!
ということです。
あなたはすでに、ある意味では先払いさせられているのです。
それは「嫌な思いをする」という勘定を払わされているとも言えます。
私たちの世界では、お金を払っていたら品物やサービスを受け取ることは当然ですよね。
世の中には、先払いで財布の中身が減ってしまう( 損からスタートする )サービスが存在します。
食べ放題、選び放題のビュッフェやケーキバイキングだったら誰でも、
「得したのか?」「値段通りか?」「損しちゃったのか?」というのは絶対気になりますよね(笑)
どのテーブルでも1度は話題になるはずです。
だったらおなじように、「得することを目指してみませんか?」
ということですね。
元手の分だけ、いや、それ以上に
美味しかったり、楽しかったりという満足のひとときを求める……
財布の中身が減る痛みだけでは、損をしています。
おなじように嫌な気持ちにさせられるだけでは、
これもまた明らかに損をしていますよね。
嫌いな人に損をさせられたまま……
そんなの許せないことじゃないですか?
そう思えたならば、スタートしてみましょう!!
「悔しい」「チクショー」という、
この嫌いな人から受ける不快な気持ちをどう活かすのか?
それが出発点です。
このように発想を変えられるならば、もう変化が訪れているかもしれません。
嫌いな人を見る視点から、相手を観察する視点に変わる。
話したり、関わったりするときにも、
どん欲に取り返そうと「何を学べるか?」
とあなたが思うならば、それはこれまでと違う感覚のはずです。
・発想の転換( 先払いの嫌な感情の元を取る )
で、嫌いな人の意味付けを「取り戻す何かを持っている人」
というように変えてみる。
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