「いつも忙しい人」の中には2パターンほどあると思っています。
1.物理的に時間が一切ない。(一日のスケジュールが分刻み)
2.時間を捻出できないことはないが、色々とやることが多すぎて、心に余裕がない、身体がつかれている。
1,物理的に時間が一切ないという状態
この状態の人がまだ生存している(笑)ということは
「自分の体調管理が完璧である、進むべき道がある」という強い信念を持った上で、実行しているのだと思います。
上記の宣言できないのであれば、この人は寝る時間を確保はおろか、休む時間も無い状態をずっと続けていることになります。
逆に言えば、
「自分は毎日最低6時間は寝なければならない」
「食事は1時間取らなければならない」
など、明確に自分を熟知した宣言が出来る人しか存在しないはずなのです。
それができていないでこの生活を続けている場合、生活を見なおしたほうがよいでしょう。
ただし、この状態にその人が100%満足しているのであれば、問題ありません。
2,時間を捻出できないことはないが、心に余裕が無い状態
ということは、この状態の人が大多数かと思われます。
大胆に言ってしまえば、”何か思うところがあって”心に余裕が持てない状態になっているのです。
では、余裕がないとき、人はどういった状態になっているのでしょうか?
たぶん「あれもこれもしなければならない」「言われた事が完璧にできていない」のように、
常に頭で追われている状態になっていることが多いかと思います。頭の中がモヤモヤしているのです。
そんな時は、今から書くことを試してみてください。
■忙しいと思った時、身体の中では何が起こっているか注目してみる
まずは、モヤモヤしている状況を、今ここで体験してみましょう。その時、あなたの中では、何が起こっているでしょうか?頭で感じるというよりは、「身体」でどんな事が起こっているのかを、言葉にしてみてください。
■その身体の部位に声を与えてみましょう
次に、その身体の部位がどんな事を言いたいのか、「声を与えて」じっくりと観察してみます。
何を主張しているでしょうか?
■その声と会話してみましょう。
あなたは、その身体の声の主張に耳を傾け、否定せずにきいてあげてみてください。
その時、何が起こるでしょうか?
思わぬことに「気付き」事があるかもしれません。
これには、いくつか効果があります。
1,本当の身体の声を聴いてあげる事ができる
今の時代、思っている以上に、囚われている事が多くあります。
(「~ねばならない」という言葉にするとわかりやすいです)
そして、その多くは、身体のサインにしたがったものというよりも、「頭で考えた論理的な結果」であることがほとんどです。
でも、実はあなたの体は、思考よりもよくあなたの事を知っています。否定する前に、身体はなんと言っているのか、一度耳を傾けてみてください。
2,自分を客観的に見ることができる
よく自分を客観的に見てみようと言われますが、言われたからといってなかなかできることではありません。
ですが、自分の中にある気持ちを観察する気持ちで、眺めてみると、自然と自分自信を客観的に眺めている事につながります。
3,集中力がアップする
自分の内部について、深く感じてみるという行為は、ある感覚にフォーカスするということです。
それを続けていくと、要所要所で、ぐっと集中できる筋力のようなものが身についてきます。
実は、時間に追われている時というのは、集中力が下がっている場合が多く、それをコントロールしようとしても、なかなか落ち着かないことが多いのです。
そのため、平穏を取り戻すために、瞑想を行う人が多いのです。
実際に、これを一人で行っていくのは、少しむずかしいかもしれません。
なぜなら、自分の思い込みを外す事や自分に集中するという行為は、いままでしてないことだからです。
そんな時、コーチがあなたのお手伝いをいたします。
方法はみんな違うかもしれませんが、色々なコーチの方がいらっしゃいますので、ぜひ、一度ご相談くださいませ。
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